15歳の息子へ
どうも、おかあさんです。
今日から妊娠37週目に入り、いよいよいつ君が生まれても良い時期になりました。
今はコロナという感染症が流行している「コロナ禍」と言われる時期です。もしかしたら学校の授業で習ってるかもしれないね。
コロナウィルス対策には2回ワクチンを打つことが重要で、おかあさんは4日後に打つ予定です。だから君は本来ならもういつ生まれてきても大歓迎される時期ではあるんだけど、私としてはあと1週間くらいはお腹でゆっくり過ごしてて欲しいな、と思っています。
15歳の息子は一体どんな男の子になっているんだろう。思春期真っ盛りでお母さんとは口をあまり聞かなくなってるのかもしれません。
でもそれが普通だと思うし、お母さんにはお父さんがいるので別に大丈夫です。
自分のやりたいことや、お友達や、好きな人との時間を大切に使ってくれれば良いなと思います。
おかさあんは割と繊細な方だし、15歳の頃は背骨の病気の治療をしていたので結構つらい時期だった記憶があります。
息子くんは元気に育っていると良いのですが、もし何かつらいことがあっても、頑張ってうまくやり過ごしてください。
楽しいこと、辛いこと、その両方があなたの人生を豊かにし、人格を作る上で大切になってきます。
つらいことの中には自分の努力ではどうしようもできないこともあります。でもその中でもやれることがあったりもします。
あなたの気持ちと経験はあなただけのものなので、おかあさんは口を出しませんが、助けが必要な時はいつでも話してね。
今の息子くんがどうであれ、今朝の私とおとうさんは君が生まれてくることをとても嬉しく楽しみに思っています。あなたの命がこの世に生まれることを熱く待ち望んでいます。
望まれて、祝福されて誕生した命だということを胸のどこかに置いておいてくれたら嬉しいよ。
早く会いたい気持ちと、まだお腹の中にいて欲しい気持ちと、お母さんは今幸せな悩みににやにやしながらお手紙を書いています。
息子くんは私がご飯を食べていると、いつも右側の肋骨の辺りを足でグリグリとして邪魔をしてきます。
あれは私が前屈みになってスペースが狭くなってるから対抗してるのかな?それとも胃腸が動く音に反応して楽しくなっちゃっているのかな?
きっと君はそんなことは覚えていなくて、私だけの2人の思い出なんだと思います。いつかそんな話も直接できたら良いなあ。
それじゃあまた。
生まれてくるのを楽しみにしてるね。
いや、15歳の息子くんへの手紙だった。
生まれてる前提で書き始めてたんだった。
まあこの手紙を見せるかどうかはわからないけど、何歳の君にも幸あれ。
かあちゃんは無事産めるように運動したり出産の準備頑張ります!
読んでいただきありがとうございました!