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立ち会い出産


今朝は寒いとニュースを見たので、昨夜はかぼちゃと玉ねぎを切ってかぼちゃのポタージュをホットクック で作りました。ホットクック  は朝起きたら出来てるのが最高です。

子どもが大好きなスープ。よく食べました。

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出産の時の立ち会いのお話。

出産の時はそれぞれ忘れられないお話があると思います。

うちは、当時、夫が香港にいて、ルルを香港のペットホテルに預けてから日本に帰ってくる予定。タイミングが悪く香港の大型連休と出産時が重なり、もしかしたらペットホテルが満員でルルを預けられないかも。夫は一度帰国したら一週間くらいはいるため、ルルの安心できる預け先を確保が最優先。

ルルが香港で置いてきぼりになった日にゃ、子どもを産むのに集中できやしない。

しかも、福岡は台風がきていて飛行機のスケジュールも不安定。夫が出産時の立ち合いできる可能性はほぼゼロだと思っていました。

それを助産師さんに伝えたら、「誰が立ち会いますか?」と。夫が無理な場合、心に決めていました。

母と義母に立ち会いをしてもらおうと。

助産師さんはすごく驚いた様子。

「お母さんはわかるけど、義理のお母さんも?珍しいね。本当に良いんですか?私は初めて聞くけど」

「憧れの女性は誰ですか?」と聞かれたら、私は母と義母と答えます。

実母は、天然なことがあるけれど、何事もコツコツと続けて、真面目で根性があって強くやさしい女性。曽祖父曽祖母の介護と3人の育児に酒屋の仕事もしていたスーパーウーマン。見た目は小さくて可憐ですが、芯があってカッコいい。

義母は慈愛に満ち溢れて、おおらかで優しい女性。身長は高くて、ハッキリ物事をいうけど、家族の頼みごとは断らず、そこには必ず深い優しさがあります。新しいものが大好きでとても明るくて何でもチャレンジ。行動力抜群で冷静で頼れる聖母。

妊娠前、私は二度子宮内膜ポリープ切除手術をしました。一度目は福岡の実家近くの病院で。そして、二度目は東京で。

二度目の東京の病院での手術のとき、夫は香港にいたので一人で病院に通って手術かと不安に思っていました。一人暮らしが長いので慣れてるけど、不安はありました。一度目は福岡の両親が付き添ってそばにいてくれたから余計に寂しかったのかも。

そんな時、義母が「いつでも病院に付き添うわよ。一人じゃ不安でしょ?」と。わざわざ毎回駆けつけてくれました。病院で手術日が決まった帰り道、義母が「ケーキでも食べに行こう」と言って喫茶店へ行って、更にはバッグまで買ってくれました。

「えいこちゃんなら大丈夫よ。私が替わってあげたいくらいだけど、何もできなくてごめんね。がんばろうね」

入院の時も手術の日も朝早くから来てくれて、傍で励ましてくれました。義母は私が苦労してるのを知っていて涙を流してくれました。

悪阻がひどい時期も助けてくれたり、食べ物を送ってくれたり、いつも優しくサポートしてくれて、産気づいた時に連絡したら、すぐに飛行機で飛んできてくれました。

産院に行ったら、夫と義母にそれぞれ電話して義父にはメールで現状を伝えて、実家で両親に話して共有してました。

出産に至るまで、ずっと一緒にそばを走ってくれた義母。どれだけ心強かったか。

大事な母と義母に立ち合いをしてもらって、出産できたこと、感動を一緒に体験できたことがとても嬉しいです。全員で涙を流して喜びました。

香港にいる夫は、翌朝帰国して子どもを抱っこできました!出産の時の映像を見て感動していました。

ありがたいことに、いつもルルを預かってくれているペットホテルの香港人のスタッフの方が、わざわざ香港の家まで深夜にもかかわらず来てくれて、ルルを預かってくれました。なんと自宅にルルを泊めてくれて、翌日ペットホテルにルルと出勤するとのこと。(今でもその時のペットホテルのスタッフの方とは連絡を取っています。日本に遊びに来るって言ってくれてます!)

産後は2ヶ月間福岡の実家にいて、その後は義実家に4ヶ月間いてサポートをしてもらいました。夫は毎月帰ってきて限られた時間で一生懸命子育てしました。

ここでは書き切れないほどいつも感謝しています。

今は夫とルルが帰国して、楽しく暮らしています。

うちの子は男の子なので、もし将来結婚することがあるとしたならば、私は義母という立場になります。嫁と姑は仲が悪いとか聞くことも多いですが、そうとは限らない。私は義母のようになりたいです。

憧れを憧れのままにしない。

二人の母を積極的に真似をしていこうと思います。


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