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018. 病院食は理想的な食事内容か???

 病院の患者さんのための食事といえば、いかにも太ることのない理想的なお食事だと思われているかもしれません。
 私が当直業務をしている病院では患者さんが食べる食事を医師が検食するという仕事があります。

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 このような食事が出るのですが、特に普段の食事と比較して違和感はないのではないでしょうか。

 でも実はこの食事の成分を確認すると、炭水化物は116.8gで食事の中の74.9%も含まれてしまっています。

 日本人の食事摂取基準で示されているような炭水化物60-70%ですらさらに越えて炭水化物が含まれていることがわかります。

 これでは病院食であっても太ってしまいます。

 また日常生活ではこれと近いまたはこれ以上に炭水化物過剰な状態で、そのために太ってしまうわけです。

 一日分で見てもやはり炭水化物が60%以上含まれていて、病院食なのに炭水化物が多すぎて気になります。

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 炭水化物を減らそう、減らそうと意識しなければ、これくらい炭水化物が体の中に入ってきてしまい、意識することが重要であることがわかっていただけるかと思います。

 一方、以前お示ししたような、コンビニでの糖質制限食では、糖質は1/2-1/3程度に減らすことができていて、その分をたんぱく質や脂質で補っていることがわかります。

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 何度も言いますが、糖質制限ダイエットでは、カロリーと脂質の摂取量は考えなくていいのです。

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