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024. お金と時間をかけない筋トレ。
自分の生活に取り入れやすい筋トレ方法を(お金と時間をかけない)
運動の方法も様々だと思います。流行りの音楽に合わせた運動もあるでしょうし、科学的に証明された短時間で効果的な運動もあるでしょう。しかし食事と同じで結局、”何をするか”よりも”どれだけ長くその運動を続けていけるか”が最も重要です。
もちろん、ジムでの筋トレが好きな人が、ジムにお金をかけるのはいいでしょう。トレーナーの方もいてくれたら、より効果的な筋トレができるでしょうし、モチベーションも維持しやすいかと思います。
しかし、私自身は筋トレを長く続けていくために、 “お金”と“時間”をかけない、自分の生活に取り入れやすい運動をおすすめしています。
以前、自衛隊に所属していたころから、筋トレと言えば腕立てふせと腹筋とランニングでした。好んでやっていたと言うよりは、強制的にさせられることが多かったような気がしますが…。
なので今でも自宅で腕立てふせや腹筋をしています。もちろん、自分の体重分しか負荷をかけられないので、大して筋肉はつかないかもしれません。でも私にとっての筋トレの目的は、ムキムキの筋肉をつけたいではなく、ただ健康的に痩せていたいための筋トレなのです。
そして、お金をかけたくない。お金をかけた方が効果的なトレーニングができるでしょうし、モチーベーションを保てるのかもしれませんが、お金をかけずに、継続してトレーニングができればそれに越したことはないでしょうから、私はお金を払ってジムに通うのではなく、基本的に自宅で腕立てふせと腹筋をしています。
長く続けていくために、回数を増やさない
ここで、私自身の経験や周りの自衛官の人を見ていて気付いた、筋トレを長く続けていくために、重要な注意点があります。
自衛隊にいたときも、多くの人が腕立て伏せや腹筋などの筋トレをしていたのですが、始めたころは10回や20回くらいしかできなかったのに、日を追うごとに少しずつできる回数が増えていくと思います。もちろん筋トレの効果が出て、筋肉量が増えている証拠なので喜ばしいのですが、長期間継続する筋トレを行うために、決して一定の回数から増やさない方がいい。
これまで何度も筋トレを始めて、徐々に回数を増やそうしていました。自衛隊時代の友人も、「毎日1回ずつ増やしていけばどんどん回数が増やせる」と言っていました。
はじめは20回しかできなかったのが、数ヶ月かけて30回、40回、50回、と増えていき、もしかすると100回も連続でできるようになるかもしれません。
しかし順調に増やしていたのに、ある時仕事が忙しくなってできない日が続いてしまったり、風邪をひいて1週間寝込んでしまったりして筋トレができない日が続いてしまうことってありますよね。
そして、いざまた再開しようと思っても、ちょっとしたブランクのためになかなか前回と同様には増やした回数ができなくなってしまっています。
よし、また20回から始めていこう、と思えればいいのですが、なかなかそううまくはいかず、「1週間筋トレができなくて、筋肉が落ちてしまった。もうやめた。」となってしまい、何度もこれで挫折を繰り返してきました。
また、回数が増えることの別の問題は、回数が増えれば増えるほど、時間が掛かるのです。どんどん回数のノルマを増やして、腕立てふせ・腹筋としていたら、30分、1時間もかかるかもしれません。
毎日必ず30分、1時間と時間を取れる方なら良いでしょうが、なかなかそうもいかないでしょう。
若い頃にそんな挫折を繰り返した自分自身の結論は、“長い期間(生きている間ずーっと)筋トレを継続していくために、決して一定の回数から増やさない”です。
具体的にどうしているか。
朝、起床後、自宅を出る前にたった5分間でできる腕立てふせと腹筋をする。と決めています。腕立てふせなら30-40回程度、腹筋なら40-50回程度が、自分にとってちょうどよい回数で、それを毎日必ず繰り返しています。 もちろん、忙しいとか、やる気が出ないとかで筋トレをしない日もありますが、この回数であれば、また筋トレを再開してもなんとか到達できる回数です。
もちろん、人によってこの回数は違うと思いますが、繰り返し重要なことは、「自分の生活に取り入れられる範囲で、お金や時間をかけない筋トレ」をおすすめしています。
繰り返しになりますが、ムキムキの筋肉を付けたいのであれば、それを専門とする別の方法があると思いますが、あくまで健康的に生きていくことを目的とした長期間継続するための筋トレとしてはこれでいいのではないかと考えています。
トリッキーな運動は継続しにくい
「この運動をしているだけでやせられる」、とか「たったこれだけでやせられる」とか、食事のダイエットと同じで、運動もそんな流行の運動をあげればきりがありません。
テレビを見ながら、トレーナーの動きを真似して流行の運動を覚えても、それを数年間続けることってありますか?ほとんどは、1回だけやって、もうどうやるかも忘れてしまうのではないでしょうか。
結局、”何をするか”よりも”どれだけ長くその運動を続けていけるか”が最も重要です。私にとっては、それが腕立て伏せと腹筋なのであって、何をするかも人それぞれでよいと思います。
私自身は、「長く続けていける運動」は「効果的と言われている運動」に勝る、と考えています。
上記を参考にしていただき、是非自分の生活に取り入れやすい運動を見つけて下さい。
次は、走る・歩くの話をさせていただきますね ♪
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