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026. お金と時間をかけない運動。階段を上ろう!

 前述の通り、運動を長く継続するために、お金と時間をかけないことが重要だと思っています。
 自宅から距離のある大学病院への転勤となって、なかなか毎日運動する時間を取れなくなってしまい、どうしようかと思っていた時に、ある健康ランドに家族で行ったとき、施設内の階段に書いてある言葉を見て、衝撃を受けました。それは…

“階段は無料で使える健康マシーン”!!!

 驚きました。普段は階段を上ろうなんて考えずに隣のエスカレーターに乗ったり、エレベーターを使ったりしていたのに、面倒なものと思っていた階段が、“無料で使える健康マシーン”だなんて。

 まとまって運動する時間を持てなくても、もし日常生活でエレベーターを使わずに、代わりに階段で上れば、それだけでいい運動になるじゃないか、と考えました。無料で使える健康マシーンで健康になって、さらに移動にも使えてまさに一石二鳥。

 私の職場のエレベーターはいつも大変混んでいて、病棟に行こうと思ってもいつも各駅停車の状態で、急いでいるときには「階段を上った方が早いんじゃないか」とついイライラすることもありました。

 早速日常生活に取り入れることにして、「もうこれからは階段しか使わない」と心に決めて、せっせと階段を上る生活が始まって、もう3年以上が経過しました。

 私が最もよく行く9階の病棟まで毎日5-6往復していますが、今では体が慣れてしまって、ほとんど息も切らすことなく9階まで行けるようになりました。もう以前のように、なかなか目的の階まで到着せず、満杯のエレベーターにイライラすることもありません。

 次の画像は、私のiphoneのヘルスケアというアプリに記録された、日々の階段を上った階数です。一か月を平均すると33階で、土日は家で過ごすために回数が稼げていませんが、平日はだいたい40-50階分上っていることがわかります。

キャプチャ

 ある日、阿蘇山で子供たちと一緒に小高い丘を駆け上がっていくのを見た義母に、「普段どんなトレーニングをしているの?」と驚かれましたが、このように「運動をしている」と自分で意識せずにできる運動はとても重要だと思います。

 私の場合はそれが階段を上るという方法でしたが、皆さんにとって一番取り入れやすい方法を見つけていただければと思います。

 もちろん、まだ体重過多な時にいきなり階段を上ろうとすると、足腰の関節に大きな負担がかかってしまうかもしれません。

 以前も申した通り、食事のコントロールで少し体重も減って、余裕が出てきたときにまずは1階ずつ上るところから始めてみてもいいのではないでしょうか。


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