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身体から鉄が抜けたあの日

カウンセリングで不調を伺っていると、
鉄分がたりているかな?と思うことがあります。


大事とは知られているけれど、
案外、対策を怠ってしまう、鉄分摂取。


私には鉄が身体から抜けていた経験があります。


今回は私自身に起きていた身体の不調の話をしようと思います。

高校生だったあの頃。



中学時代、授業・勉強を頑張り
第一志望だった高校に入学しました。

文武両道として知られている高校。

ずっとやりたかった部活、
そしてここでも勉強も頑張ろうと意気込み万点!


しかし

意志に反して、授業中は爆睡。


部活は、ジョギングが私の中での全力走。
早歩きくらいのペースが本当に自分の全速力でした。

陸上部なのに、小学生の鬼ごっこに抜かされる始末。


(中学までは学校で駅伝の選手に選ばれるくらいには走れていました)

大会に出れば、6周もしないトラック競技でなぜか2周もの周回遅れ。

(ただの地区予選なのに)


努力しようとも、
努力と呼べるだけの段階にいかず、
とぼとぼ歩きながら
なんとか部活の時間を乗り切っていました。

大好きな部活なはずなのに、苦しい日々。


家では、

本当に大丈夫なの?!
両立できないなら部活辞めたら?!

と言われる始末。


いじめもなく、友達にも恵まれていたのに

朝の朝礼で無意識に流れる涙。

うーん、気持ちが疲れているのかな。。



入学時の意気込みとは裏腹に、

超・無気力モードで

進んだ学生生活でした。



私、落ちるとこまで落ちたなあ
と気分までおちこんで

何をしても這い上がれないあり地獄にいるような気分に。


ただの努力不足。自分が頑張るだけだ。

そのときは、そう思っていました。

やっと原因がわかった日


ある日部活の顧問に勧めで
念の為病院にいくと、


なんと基準値の1/4しか
血清鉄を保有していない身体になっていました。


授業で眠かったあれも

寝ても寝ても疲れが取れないあれも

急に増えた肩こりも

足の異常なまでの遅さも

階段登るだけで血の味がしたあれも

何もできないと絶望した心も

全ては私自身の行いや気持ちが元凶ではなく

体の鉄が足りないというSOSだったんです。


(それからも、色々間違えの連続。なかなか改善せずに苦しみますが、それはまた次回以降。)

努力する気持ちだって身体が作る


身体のことは自分の努力
気持ちでなんとかなる
もしくはなんとかしようとしている

そんな人がまだまだ多いなと思います。

でもその気持ちですら、
身体の状態が作っているんです。


いまあなたの体はどうですか?


このお話を読んでくださった方の中にも、
実は知らず知らずのうちに
鉄不足によって
身体や心に影を落としている方が
いるかもしれません。



ちなみに現在セラピストとして、
自分自身の身体の状態に
以前より気をつかうようになりました。

いまでも鉄は不足しがちなので
食事以外にサプリで補っています。


鉄、足りてないかも?
そう思った方は、鉄の摂り方を見直してみることもおすすめです。

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