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お腹が硬いからってぐりぐりマッサージはNO!!


カウンセリング時、お客さまから

「 他サロンで、お腹がかたい!
呼吸が浅いといわれたし、
自分でもそう感じるので、
お腹のマッサージをしています!! 」

といわれることがあります。

お腹マッサージ自体はとっても素晴らしい👏

ですが、やり方を伺ってみると、

強圧でぐりぐりマッサージをしたり、

筋膜リリース用のポールを使って、
痛みを我慢しながら、
お腹をマッサージしているという方も。

せっかく素晴らしい試みなのに
もったいない!

腸セラピストとしては、そう思ってしまうのです。


今ドキっとされた方

何が悪いんだろう?

と気になった方への

おうちでできる基本のふれ方を紹介します。

要チェックです!!

そもそも強圧いいことなし?


腸セラピーはなじみがなくても、

肩こりや腰痛でマッサージを受けたことがある方はいらっしゃる方が多いかもしれません。

「 激痛!でも、効いているからよし!! 」

として、施術を受けていることはありませんか?

実は、痛い!!と思うほどの
強い圧でのマッサージは、

マッサージする箇所を問わず、
筋肉には逆効果です。



筋肉のこりは、同じ姿勢が続いたり、

ストレスにより、筋肉が固くなります。

痛いと思うほどの強い圧刺激も、
筋肉にとっては大ストレスなんです。

でも実際ほぐれてるよね?!

そう思いますよね。

ですが、強い刺激によって
ほぐれたように見える筋肉は、
鎧を身に纏うようにより固くなっていきます。

要するに、その場限りなんです。

リラクゼーションサロンやエステで、

痛いけど言いづらくて我慢している人、

「 痛い 」って示すのは大事です!


お腹ってどんなときにほぐれるの?


腸が消化活動を始めるのは、

副交感神経が優位

(副交感神経は別名リラックス神経と呼ばれます)

のときであり、

メイン活動時間は、就寝時といわれています。


腸がしっかりと動く状態のときにこそ

筋肉もほぐれやすい!!

つまり、寝れる!

と思える環境ではじめてほぐれるのです。


マッサージをする前に


お腹ががたいかも?
と心当たりがある方は


まず睡眠時間が意識的にとれているか

を確認してみてくださいね。

どれだけマッサージをしても、
睡眠が短ければ、お腹は固くなっていきます。

また、睡眠導入としてマッサージを行うのがベスト。

穏やかな気持ちで温まりながら行いやすい

  • お布団の中

  • お風呂の中


がベスト環境です。


まずはこのマッサージ


  1. お腹に手を置き、深呼吸 3-5回

  2. 右骨盤のあたりから左骨盤のあたりへ大きな半円をかきながら、優しくゆっくりさすります。20〜30回


まずはお腹を手をのせ、

お腹の動きを感じていきます。


肌は最大の臓器といわれるほど
たくさんの役割を果たしています。

感覚器官としても重要な役目があり、とても敏感。

肌にストレスがかかると、
すぐに脳へ通報されてしまうので、

手をしっかりお腹に密着させ、

肌に馴染ませてあげることが大切です。

また、手の温もりからオキシトシン(愛情ホルモン)も発生します。

リラックスが腸の動きを活性化するので、優しく手で触れることは大事ですね。

さらに、深呼吸することで

お腹の筋肉が内側からじんわりほぐれていきます。


右から左へ大きな半円をかくというのは、
大腸の走行に合わせての動きです。

ゆっくりさすると、副交感神経が優位に。

半円を5秒くらいかけてゆっくりさすってあげるとよりリラックスが促されます。


かなりソフトだな〜と思うかもしれませんが、

特に強圧が好きな人にとっては、
圧がすこし物足りないと思うぐらいが
ちょうどいいのです。


痛くないからこそほぐれる


痛くないからこそほぐれる

その理由、知っていただけましたでしょうか?

ほぐれるために、
ソフトタッチのセルフ腸マッサージ、
ぜひお家で試してみてくださいね♪


また、当サロンで行っている腸セラピーは、

10人中8人の方が眠りに落ちる腸セラピー。

今お伝えしたように、

「 痛くないからこそほぐれる 」

という考えを大切に

おひとりおひとりの身体と丁寧に向き合っています。

すーっと眠りに落ちる感覚

腸が整うことによる身体や心の解放

体験してみたい方はぜひお待ちしております♪




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