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小2息子がフジロック2024で熱出した!なんの役にも立たない記録と配信で観た3日目の感想

昨日、the Killersのライブレポを投稿しましたが、

今年もフジロックへ行ってきました!!

(プロフィール写真にしたこれ)


今年は昨年以上にいろいろとありまして、自分の備忘録的にも記録を残しておきたいのと、the Killers以外にも配信だけどめちゃくちゃいいライブが観れたので感想を書いておきたいと思います♪

まず、今年も今まで同様

家族3人でこんな感じのキャンピングカー(ハイエース)で行きまして、無事現地到着。
昨年は金曜日の朝一に出発しましたが、事故渋滞に巻き込まれたり、駐車場がやばい場所だったりなどいろいろと検討し、木曜夜に出発。木曜深夜に到着し、無事に金六イレブンさんのいい位置での駐車場を借りることに成功。

一日目はこんな感じで、暑い時間に川で遊んだり、

息子恒例KIDS LANDで遊ばせたりと楽しく過ごしながら、

この日はグリーンステージでFrikoは後方エリアのシートで聴きながら、Omar Apploはモッシュピットのど真ん中ゾーン、そしてthe Killersはステージ向かって左側のこれもかなり前方で観ることができ、それぞれとても楽しめました!!

Frikoはほぼ知らない状態で音を聴いていたのですが、もう本当に人気なんですね!観客が熱い感じが伝わりました。思っていたよりも結構エモじゃないけど感情がこみ上げる的なロックサウンドで若さならではの衝動を感じるようなところにグッときました。グリーンってデカい舞台ですけど、全然ひるんでないというか、Frikoのメンバーが嬉しそうだったのが印象的でした。すでに11月に単独公演が決まっててフジロック中に発表していたので、「行きたい」って思う人多かったんではないかと思います。


Omar Apploは個人的に念願のライブ。ちょっとかわいそうだったのは、本当はこの日のトリだったはずのSZAのツアーの前座をやっていたこともあって、この日はSZAがキャンセルになってしまってちょっとアウェイ感があった感じで。お客さんの数自体はグリーンにしては少な目だったかな、と思います。結構早めに待機したとはいえ、まさかのモッシュピットで列もあんまりないようなところで鑑賞できてしまい、ちょっと恐縮レベルな感じでした。とはいえ、楽しみにしていたライブですが、新作もですがちょっとメロウ感が高いスタートだったのもあり、彼の美声とフェロモンは最初からとんでもなくいい感じだったですけど、ちょっとおとなしめな感じは否めず。個人的に切り替わったのはファレルがPDした「Tamaggochi」から。ノリのいい曲でダンスも見せられるくらいのアピール感がある彼なので、まだ外も明るい時間だったし「もうちょっと全体定期に盛り上げ重視でも良かったかな~」と思いました。でも歌声とエロ度は最高(笑)で、この日は海外の若いお客さんと男性ファンの多さが印象的でした。

the Killersについては先日のレポをご覧ください。

こんな感じで最高の1日目を終え、2日目は中休みデーで、子供も遊ばせられる釣り場に息子を連れて行って体験させてみたりしてましたが、その帰りあたりで

息子熱発

そして

咳が出始めた

3日目も参加(先に3日目だけ参加予定でリストバンドを買っていた)のつもりでしたが、持ってきていなかった体温計を慌てて湯沢駅前のマツキヨ(できていたの知らなかった。便利でありがたい)に買いに行き、熱を測ると38度以上。咳もどんどん出るようになり、

こりゃやべーな

状態に。すぐに病院というほどでもなさそうでしたが、「うーんどうしよう」と夫と相談し、

3日目は参加せず帰る

事にしました。

3日目もいろいろと楽しみなアーティストがいたし、本当に残念ではありましたが、こればっかりは

子連れフジロックの宿命

と受け止めて。

「こういう時どうしたらいいのか」って正解はないと思うのですが、我が家は割と即決で帰ることを決めました。キャンピングカー泊で環境もそれほど良くなかったし、頓服薬などは持参していましたが咳も出ていて、明らかに風邪っぽかったので「無理はできないな」と。
子供にはハードな環境でもありますし。

幸いにも、本人はそれほど具合悪そうではなく元気だったので、帰り道にちょっとだけYELLOW CRIFFに寄って息子が一日目に食べて「もう1回食べたい」と言っていた1000円かき氷を食べに行ったりできました。

帰る選択を即決でできたのは、

今年は配信があったから

というのも大きいです。AMAZONほんとにありがとうー!!!
これがなかったら即決できなかったかも(笑)。配信の映像もとても良かったし、本当にありがたかったです。

というわけで、帰り道に配信で観れた(本当は現地で観るはずだった)3日目のライブの感想を。

グリーンに登場したRUFUS WAINWRIGHTはアコースティックセットで本人だけで登場。バンドセットやオーケストラセットで観たいという方も多かったと思いますが、個人的には一人で十分感動して、今年のフジロックで唯一涙したライブでした。なんてすばらしい歌声なんだ。本当に素敵な歌声と音楽に対する情念を感じるライブでした。「ミンナデイッショニオチコモウ」って日本語でMCしてたのと(笑)、カマラ・ハリスに曲をささげる姿が印象的でした。

この日私が楽しみにしていた2大バンドの一つが、FONTAINES D.C。ダブリンのロックバンドで、それまでと少し方向性を変えた今年リリースしたシングル2曲がカッコよすぎ!8月のアルバムリリース(james fordがPD!)直前のフジロック出演とあってこれまで以上に期待感があったんですが、配信で観てるだけでも最高のライブでしたね!これは控え目に言っても伝説になりそうなライブで、もともと若手バンドの中ではカリスマ感が高いバンドだったけど、「今後のロックを引っ張るゲームチェンジャーの1バンドになりそう」というようなところまで感じるライブでした。
最初はスローめなスタートで、なんかずーっと沸々と場の雰囲気を煮てるような感じがあって、中盤から後半で爆発させて会場の観客をどんどん熱狂させていってる感じがあって、カッコいいったらなかったです!!!もともと「なぜレッドマーキーなの?」という声もロックファンからは多数あったと思いますが、次に書くバンドと絶対被らせないで欲しかったので個人的には良かったかな~、と。あとアルバムリリース前でなんかちょっと会場を抑えめにしていたのかな?グラストンベリーでも屋根有りのステージでしたし。

この日はジザメリにRIDEにノエルにという昨年のサマソニに続き「90sタイムトリップ」デーだった気がするのですが、ソニック・ユースのメンバーだったキム・ゴードンもその一人かと。もう70代なんだって!噓でしょ⁉そんな彼女が今年リリースしたアルバムはトラップや電子音が印象的なクールな中にギターの破壊力がカッコよかったアルバムで、「ライブだとどんな感じなんだろうな~」ということで少しだけですが観ることができました。
ライブはバンドセットで恐らく全員女性バンドかな?とにかくキム自身の存在感がカッコいい。そして私はキムと同じくらいドラムの方に目がいってしまいました。中性的な魅力があって、カッコよかったですね。キム自身も相変わらずギターで爆音鳴らしていてキレてました。靴が素敵でした!

そして私が絶対観たいと思っていたもう一つのバンドがホワイトのラストを務めたTurnstile。先のFONTAINESがUKで今一番注目なバンドなら、Turnstileはアメリカで1,2を争う注目バンドと言ってもいいのではないかと思います。ノエルの真裏でこの日一番遅い時間のステージアクトだったのですが、そんな事はぜーんぜんお構いなしに1曲目から彼らの代表曲「T.L.C」をブチかましてて、既に家で観ていた私は「やばーい!」と声を上げてしまい、隣の息子が唖然としていました(笑)。ごめんね、具合悪いのに。
バンドの中に女の子がいて「新しいメンバー?」と思ったらサポートみたいですが、彼女もいい感じでした。ボーカルのブレンダンって動きは激しいもののいつも表情を変えずに淡々とステージしているように見えるのですが、とにかく会場を煽る煽る!!!(笑)。「どSの極み」みたいなステージ感で「こういう人が一番怖いんだよなー」と思ってしまいました(笑)。最後はステージに観客をあげてめちゃくちゃ素敵に締めた彼ら。「東京の単独公演も凄かった」と参加した方に聞いたので、「もう日本の人気は完全に定着したんじゃないかな~」と思います。

というわけで、息子の体調に冷や冷やしたりスケジュールを変更したりはありましたが、今年も最高な気分で帰ってきたフジロック。

とはいえ、体調を崩してしまった息子と、今年は一つもライブを観ないのに付き合ってくれた夫は「もうフジロック付き合ってくれないかな~」と心配に。
先日、夫から「あのさーフジロックさー」と言われて「来た!」と身構えると

来年はもっと大きなキャンピングカーを借りよう

と言われて、まだ大丈夫っぽい!!(笑)。
二人ともそれなりにフジロックを楽しんでくれているみたいです。安心!

というわけで、我が家の今年のフジロック振り返りでした!
来年もまた参加出来たら嬉しいです♪

おまけ


なにげに今年重宝したこのラムネ。
あと友達に持ってきてもらったアミノバイタルほんと助かりました!!

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