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#151

今日は体のメンテナンスをしてもらってから、
お決まりコースのカフェで読書タイム。

前回完全に読み癖がなくなっていて 2ヶ月も本を借り続けてしまったので、
今回は意識的をさらに意識して本を読むようにしています(ややこしや)

自分で選ぶ本は勿論 私が読みたい本です。
好きな作家さん、
好きな題材、
好きな人の好きな本…などなど。
自分で選んで手にするわけだから、好きを前提に
ある種の期待をして読んでいる。

一方で他薦で読み始める本には いい意味で内容に期待をしていない。
なんとなく思うのは、
貸してくれた人がどうしてこの本を選んだのかとか、どういうものが好きなのだろうということ。


芸術や表現の世界は好きなもので溢れかえっている。
好きなものだけ選んでくるから、
私の内側はたまに、どうしようもなく煮詰まって
好きなものに首を絞められているような気持ちになることがある。

相愛心中ならなかなか美しいのかもしれないけれど、
好きなものだけ選んで生きていたいと思いながらも、
好きなものだけでは生きていけないことを痛感する時がある。

でも久しぶりに他人から借りた本を読んで、
新しい価値観が芽生えた。

他人から与えられた本の中には、
想像もしなかった言葉や価値観が急に現れる。

期待をしていない分、それが現れた時の衝撃は計り知れない。
この一文に出会う為に、この人に出会ったのかもしれないと思うほど。
縁の不思議と、意図を感じてしまうような。


好きで煮詰まった自分の内側に新しい水脈ができる。

行き着く先は、同じ心の奥の青い心象世界へ。
自分で選ぶばかりでは得られなかった色を、
こうして継ぎ足していくみたい。


もうひとつ、
本を読むと人生が豊かになると誰かが言った言葉の意味が、今なら正しくわかるような気がする。

音楽を聴くように、本を読む。

名前のなかった感情に鮮明な答えをくれることが
あるような気がするから。

あなたなら、どんな本を私に薦めてくれますか?

おやすみなさい、また明日。

#25時ごろ待ちあわせ #日記 #読書 #本 #他薦 #自選


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