ユノージからの伝言
前記事『夢の中』から続く。
久し振りにユノージの声を再び聴いた。ユノージの音声だけは、他の音とどこまで紛れても僕には必ず届く。
ICチップを誰かがどこかで拾い上げたのか、それともまだ宇宙と言う暗闇の大海原にぽつんとそれは漂流を続けているのか・・、だけどユノージは確かに生きている。
多くの情報が詰め込まれたユノージの第二の脳、だけどそれは半人工知能にも近く、いつ、どこを彷徨いながらも確実に進化を続けている。
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