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イタリア旅#2 ミラノとガルダ湖

トラブルさえも楽しんで

映画の舞台でもあり、湖に面した別荘地ベッラージオ。
インスタで写真欲を搔き立てられた僕は、ベネチアからミラノへ移動し、コモ湖を目指すことにした。
ミラノでは、「最後の晩餐」を鑑賞できた。数か月前からチケットの予約が必要で、かつ当日も教会に30分前集合という、難易度が高く、イタリアで唯一時間に厳しい観光地である。
その翌日ミラノ中央駅へ向かい、電光掲示板でコモ湖行きの電車が軒並み「Canceled」に変わっていくのを寂しく眺めていた。
ロンドンから飛行機で2時間とはいえ、貴重な休みをホテルで無駄にはしないと決心し、僕らはガルダ湖を目指すことにした。

ガルダ湖の楽しみ方

ミラノからは鉄道で1時間ほど。Desenzano駅から湖まで歩き、船で20分ほどのシルミオーネ半島を目指すのがおすすめ。
特別何かがあるわけではないし、9月頃でも観光客で混雑しているけど、水辺で日光浴をするひとや、屋外席で楽しそうにワインを飲んでいるひとたちを見ていると、ヨーロッパの夏休みに仲間入りした気分になった。

アドリア海のようで、紅の豚を思い出す。
紫外線が強いのでサングラスや帽子は必須

道中にあった陶器のお土産屋さんが印象に残っている。レモンを中心に果物模様のお皿がたくさん置いてあり、クーラーの効いた店内は心地よかった。

ミラノのおすすめレストラン

ローマなどの都市に比べると、観光地としての魅力は負けてしまうかもしれない。ドゥオーモとその隣のアーケード街や、ブレラ美術館など見所はあるのだが、僕が人生で一番美味しいと思ったパスタがあるので、それだけは記録に残しておく。グーグルのレビューをみると出てくるが、注文すると目の前でチーズと絡めるパフォーマンスがみられるトマトクリームパスタだ。

イタリア旅の魅力

都市間の移動がとてもスムーズなのは、さすが観光大国イタリアだと思う。
一方で、少し田舎に行こうとすると、すぐ電車は止まったり、出発の10分前になってキャンセルを知らされたりで予想通りの旅ができないこともある。旅にトラブルは付き物で、ルート変更した先で思いがけず素敵な景色に出会えることもある。イタリアは別ルートの選択肢が豊富で、引き出しの多さも魅力のひとつだと思う。
最後に、僕の印象に残っている写真を載せて終わりにする。

シルミオーネ半島で水浴びをするひとたち


Desenzano駅からガルダ湖に向かう途中

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