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写真はどこまで写真なのか?

昔、デジタルカメラが登場するまでは、

写真を撮影する→現像とプリント

が写真の全てでした。

斜めに撮影してしまったら、それまで。

あとは大判にプリントしてトリミングするくらい。

フィルムの装填ミスで何も写ってない、って事も。

つまり写真は撮影が全てでした。


今はデジタルがごく当たり前の時代。

写真を撮影する→レタッチ→プリント

が簡単になり、主流となってます。

確かにレタッチが可能なのは便利です。

斜めになってたり、露出のアンダーやオーバー、

トリミングがパソコンで簡単に出来ます。

障害物を取り除く、なんて事も可能になりました。

で、思うんですよ。

写真はドコまでレタッチして良いんだろうかって。

あまりにもレタッチ過剰な写真は、果たして写真と言えるのか?とも。

言っておきますが、レタッチを否定しません。

せっかく撮影した写真が画竜点睛を欠いてたら、修正したくなるものです。

自分も露出の補正と傾きの修正、トリミングは行ってます。

むしろそれをして、初めて作品と呼べると思います。

昔のように撮影すれば写真は終わりじゃないとも。

でもね、ドコまでレタッチをやるか、なんですよ。

個人的には障害物を消すのはどうかなぁって思います。

あくまで個人の考えですが。

もちろんそうした写真を否定しませんし、

そういう行為をする人を非難するつもりはありません。

個人の自由ですよ。

犯罪でもありませんし。

でも、心にモヤモヤしたものが残るのです。

CGとどう違うのかなぁって。

この問題、根が深くて難しいようです。

人によって考えは違いますし。

コレを読んでる貴方はどう思いますか?

コメント欄でご意見を聞かせて戴ければ、幸いです。

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