#36 ゲームで学ぶ知識~桃鉄という勉強材料~
桃太郎電鉄。通称・桃鉄。
#32の冒頭でも出てきました。このゲームは、最終的に一番お金を持ってた人が勝ちのボードゲームです。
https://note.com/dicekmrc/n/n9df42f0caaa9
サイコロを振って目的地を目指し、到着したら賞金がもらえる、そのお金で物件を買い、収益を上げて行く。その他、スリにお金を奪われたり、購入した水田が豊作になり臨時収入を得たりと、季節や物件がリアルにリンクしているため、色んな知識を学ぶことができます。
5歳ころから家族とこのゲームをしており、物件とか何もわからず進めてましたが、地理だけは、桃鉄で覚えました。
実在する駅や、その地方の名産品が出てくるので、この場所で有名なものは〇〇と、紐づけて覚えることもできました。
24年経った今でも、このゲームからは新しい発見をする日々です。
先日、「鳥栖」駅に停まることがありました。物件を購入しようとボタンを押すと、鳥栖駅にはこんな物件がありました。
自転車タイヤ工場
湿布薬品工場
プラスチック工場
鶏肉加工工場
デザート工場
全部「工場」でした。
先述の通り、桃鉄はその地の名産品や有名なものを物件として置いているため、現実世界と情報がリンクされています。
鳥栖って工場が多いんだ。
調べてみると、大手企業が軒並み工場を構えていました。
アイリスオーヤマ鳥栖工場
あじかん鳥栖工場
キーコーヒー鳥栖工場
キユーピー鳥栖工場
コカ・コーラボトラーズジャパン鳥栖工場
九州セキスイハイム工業
東洋新薬鳥栖本部・工場
トーホー鳥栖コーヒー工場
日清製粉鳥栖工場
パナソニック システムネットワークス佐賀事業場
フランスベッド九州工場
ブリヂストン鳥栖工場
ブリヂストンサイクル旭工場
ブリヂストンプラントエンジニアリング村田工場
毎日新聞九州センター鳥栖印刷工場
山下医科器械九州物流センター
読売新聞鳥栖印刷工場(プリントメディア西部鳥栖工場)
リンガーハット鳥栖工場
アマゾン・ジャパン鳥栖物流センター
※参照:Wikipedia
では、なぜ鳥栖に工場が多いのか。
アイリスオーヤマはこのように述べています。
佐賀県へ進出を決めた理由
•佐賀県と鳥栖市の助成を含めた手厚いサポート
•地理的に中国(大連)からの部品調達が容易で、コスト競争力があること
•主力のLED照明の国内生産拠点として、製品供給の強化を実現するため
https://www.pref.saga.lg.jp/kigyouricchi/kiji00363492/index.html
なるほど、調達コストを抑えて価格競争を勝ち抜くためか。
他の中国からの輸入が多い企業の場合、立地の関係は大いにありそう、今度何かの機会に調べてみようかな。
話のタネになるかもしれない、そして、ゲームを純粋に楽しむだけじゃなく、知識を習得することもできれば、それは勉強に繋がります。
さ、今日も桃鉄やろ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?