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ワーケーションの移動手段を比較してみた

ワーケーションする際に結構悩むのが移動手段なのですが、皆さんはどうやって移動されていますか?つい最近も友人と飛行機にする?新幹線にする?という話題が出たのですが、移動手段は選択肢が多いので非常に個性が出る気がします。

そこで今回はワーケーションをする際の移動手段について考えてみたいと思います。



電車(新幹線)

はやぶさ&こまち

一番手段として多いのが電車ですよね。遠隔地に行くとなると新幹線を使われるケースが多いと思います。東京から松本とか甲府とかだと「あずさ」、伊豆だと「踊り子」などの特急を使うこともあります。個人的には電車は非常にバランスのいい移動手段だなと思います。

本数が多い

富山は新幹線だと案外早く着く印象

電車のいいところは便数が多いところ。東京駅から新幹線の時刻表を見るとまるで山手線並みの頻度で発着しています。そのためスケジュール調整が非常にしやすいです。自由席であれば乗り遅れたとしてもすぐに次の新幹線にのれば大きな予定変更なしで移動が可能です。スケジュールの柔軟性が高いのはワーケーションする時には非常に便利ですよね。

移動中も仕事できる

案外広い踊り子号

移動中の電車内は案外広いので落ち着いて仕事することもできます。窓際の席であれば電源も確保できます。またトンネルとかでなければネットも繋がります。テーブルは小さめなので仕事しやすいという程ではありませんが、仕事ができるとできないでは大きな違いかと思います。

電車では移動時間は少し長くかかりますが、仕事をしているとあっという間に感じます。以前伊豆の下田に踊り子号で移動した際は、酔わないように車窓からの伊豆七島を見ながら仕事できたので、むしろ楽しく移動できました

価格もほどほど

新幹線や特急電車は繁忙期であっても値段の変動がなく、安定した価格でプランを組むことができます。時期によっては予約が取れないというケースはありますが、それはどの手段でも一緒。そう考えると予定の組みやすい手段ではないかと思います。

リスクが比較的低い

台風、大雨、降雪などにより新幹線に遅れが、というニュースをたまに目にしますが、逆に考えるとニュースになるぐらい珍しいことで、他の手段に比べ電車は遅延は非常に少ないと思います。自分もスケジュールが不安な時は新幹線で行ける場所を選ぶようにしています。ワーケーション慣れする前はいざとなったら帰れる場所を選びたくなりますよね。

電車(新幹線)移動はバランスがいい

ということで考えてみますと電車はワーケーション時の移動の最有力候補ではないかと思います。なんといってもバランスがいい。さすが日本が誇る公共交通機関ですよね。

飛行機

独特のワクワク感があります

さて次にメジャーな移動手段として考えられるのが飛行機。新幹線が通っていない地域、乗り換えが大変な地域、九州や北海道などの移動時間が長い地域に行く場合はやはり飛行機ですよね。飛行機移動のメリットデメリットも考えてみたいと思います。

とにかく速い!

移動時間が短いというのはなんといっても大きなメリットですよね。東京から飛ぶ場合、大体の場所は1~1.5時間程度で行くことができます。移動中も体力を消耗しますので、この時間が短いのは非常に助かります。ワーケーションでこれから仕事するのに移動だけで疲れたくないですもんね。

実際は見えない時間がかかる

北九州空港は海の中なので市内まではバス移動

飛行機は空港から乗らないといけないのですが、これが案外遠い。空港まで移動する時間がかかるので、先程「速い」というお話をしましたが、結局その自動時間分の時間がかかります。また飛行機はチェックインや荷物検査などの時間もかかりますので、国内線でも30~1時間ぐらい前には空港に到着していたいもの。そう考えるとよほど遠くない限り新幹線と変わらない時間になることも。空港まで近いか遠いかで話が随分変わってきますよね。

飛行機の移動中は仕事にならない

呉のあたりだった気が、、

飛行機の機内はかなり狭いです。新幹線の比ではありません。とてもじゃないですがここでPCを広げて仕事をする気にはなりません。移動時間も1時間程度で短いので、ここは割り切って休んだり、音楽や本を楽しむ時間に当てるのがいいですね。余談ですが、先日北九州に行った際は窓際だったのですが、瀬戸内の複雑な地形を眺めながらは非常に楽しかったです。PC仕事は諦めましょう。

本数が少なくスケジュールの調整が大変

新幹線などと比べて本数は圧倒的に少ないです。地方だと東京便でも1日5本程度がほとんど。となると結構移動時間の選択肢も限られてきますよね。また本数が少ないと乗客数も少ないので早めに予約しないとチケットが取れなかったりもします。

価格がダイナミックプライス

飛行機のチケットの価格は結構変動します。土日祝などはやはり高いです。また夏休みやGW、お正月時期も高いです。また割引設定は早めに予約すれば適用されるのですが、直前だとめちゃくちゃ高くなります。さらにさらに、早めにスケジュールを決める状態がいわゆる格安チケットになるのですが、予約変更をするとかなりの手数料が発生します。本数、価格設定の両方の観点から見てもスケジュールの自由度はかなり低い移動手段かなと思います。

遅延、運休リスクが高い

飛行機はなんといってもこれが怖い。過去何度かあるんですが、飛ばないケースもそれなりにあります。遅延に至っては少しの遅延を含めたら50%ぐらいはあるんじゃないでしょうか。時間通りに発着したら「おっ、すごい」と感じてしまうほどです。大体が10~20分程度なのですが、たまにダイナミックに遅れることもあります。昔到着が数時間遅れて電車のある時間に帰ってこれなくて航空会社にタクシー代を精算してしまったことがあります。

ワーケーションはビジネスで行っているので、予定通りに帰ってこれないのはかなり危険ですよね。ワーケーションはリゾートでというイメージが先行しているので、北海道や沖縄などに行きたいところですが、このあたりのことを考えてイマイチ踏み切れない自分がいます。。

飛行機移動はロマン

こうして考えてみると結構デメリットも多いです。新幹線でカバーできない場所に行きたい場所がある時はいいのですが、それ以外の場合はおすすめできないですね。たまーに安いセールがあったり、マイルが溜まっている時はいいと思います。

ただですね、飛行機乗るの楽しいんですよね。「旅!」って感じがして好きなんです。ちょっとラグジュアリー感あるんで贅沢な気持ちになるんですよね。いろんな条件が合致したらではあるのですが、一応新幹線とどっちがいいか比べるようにしています。


長距離バス

だいたいここから乗ります

安く移動する人の強い味方!長距離バス。時間に余裕がある時はこちらも結構利用します。ワーケーションで一番困るのがお金がかかりすぎることなので、節約したい時は非常に助かります。

抜群の安さ

イベント業のような季節労働者みたいな仕事はたまにスケジュールがばっくりと空くことがありまして、「今日中に目的地につけばなんでもいいやー」って時に長距離バスを利用します。昨年の秋に富山に行った時はバスを使ったのですが、だいたい新幹線の半分ぐらい。それぐらい差があると差額でうまいものを食べよう!って気持ちで長時間の乗車も我慢できちゃいました。

時間はかかるけど車窓は楽しい

途中で立ち寄った諏訪湖

時間はまぁかかります。それは仕方ないでしょう。安い分のトレードオフです。富山はバスだと6時間ぐらいかかりますので、新幹線の3倍近く。正直さすがに「長っ!」って思ったりもします。ただですね、案外楽しいこともあって、車窓から見える景色が最高なんです。富山行く際は長野の山々の紅葉がきれいだったし、千葉の館山に行く際はアクアラインから見える海も綺麗でした。新潟に行った際は湯沢あたりの雪景色が風情があって時間が立つのが早く感じました。これはこれで乙でいいなと思います。

仕事する気になればできる

新幹線ほどではないのですが、バスの車内は空いていればそこそこ広く使えます。結構窮屈ではありますが仕事する気になればできます。ただ他の移動手段と比べて酔いやすいので長時間のお仕事はあんまりおすすめできないですかね。。

荷物を運びやすい

ワーケーションする時は滞在日数が多くなりがちなので荷物も増えますよね。また自分の仕事環境を整えるのにビジネスツール類も増えやすいです。新幹線や飛行機は荷物を運ぶのに結構大変ですが、バスならそれが結構楽ちんです。長距離バスにはスーツケースを収納するスペースがあるので、運び入れも簡単。持ち上げる手間すらかかりません。そしてだいたいの発着所は駅前のアクセスのいいところなので、そこからすぐにタクシーにのったりもできます。

安くたくさんいろんなところに行きたい方はバス!

やはり最大のメリットは安さ。ワーケーションは移動費にすごくお金がかかるので、移動にお金をかけず滞在先で最大限楽しみたいという方にはうってつけの移動手段といえます。ゲストハウスなどを利用してワーケーションしている方はこのバスという手段を上手に使っている印象があります。旅慣れた方向けの手段ですね。


自家用車

お車をお持ちの方はやはり車で移動されますよね。普段乗りなれた愛車で移動するのがたしかに一番だと思います。ただワーケーションとの組み合わせで考えるとどうでしょう?その点も考えてみたいと思います。

自分で運転するので疲れる

自分は運転は苦ではない方なんですが、一般的には長時間の運転は疲れるといいますよね。他の手段と違って、自分自身で運転しないといけないというデメリットはあります。また快適な高速道路の運転だけではなく、リゾート地などに行くなら山道や渋滞にはまることもあります。気兼ねないプライベート空間が得られるのとのトレードオフで我慢しないといけないポイントの一つです。

現地での移動に便利

広い道の駅のある下田

ワーケーションで訪れる先は交通の便がいいところとは限りませんので、車が使えると確かに便利です。以前館山や下田に行った時に車を持っている人と一緒に行動して、やっぱりいいなーと感じました。他の移動手段の時でもカーシェアなんかを借りて移動することもあるんですが、使いたい時にさっと使えるのはやはり便利ですよね。この自由度を上げてくれる移動手段はまさにワーケーションにうってつけだと思います。

人や荷物がたくさん乗せれる

最大のメリットはこれではないでしょうか。一人で行くとガソリン代や高速代でコスパがよくないのですが、複数人で行くとかなり安くすることができます。しかも荷物もたくさん載せれる。荷物の多いワーケーションでは非常に便利なポイントです。

バイクはどうなの?

ワーケーションに全く向かない、、

自分はバイク乗りなのでバイクでワーケーションを楽しみたいと思っているのですが、まぁこれがワーケーションと合わないこと合わないこと、、自家用車の項目ついでに書きますが、自家用車より疲れる、荷物載らない、天候に左右されまくる、暑い寒いがつらい、停める場所ない、とほとんどいいとこなしです笑。

無理に探せば、気軽に移動しやすい、高速料金とかちょっと安い、季節感を感じられるとかはあります。でもツーリングとワーケーションは分けるべきですね。以前松本に行った時にそう思いました。といいつつ、近日福島にワーケーションに行くんですが、それはバイクで行こうと思っています。バイクとワーケーションの組み合わせ、もう一度試してみたいと思います!


まとめ

ということで、ワーケーションにおけるそれぞれの移動手段について長々と書いてみました。いかがでしたでしょうか?

あたらめてまとめて見ても電車がバランスが良くどんな時でもワーケーションと相性よさそうだなと思います。でもそれぞれいいところがあるので、その時、条件が合致したものを選んで自分なりのワーケーションプランを組み合わせてみて下さい。

個人的にはどの移動手段でもただ移動で割り切るのではなく、移動中でも楽しめるものがいいかなと思います。その点では全然人にはおすすめできませんが、バイクでのワーケーションは引き続き試したいと思っています!

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