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DiceK
2022年10月8日 17:49
約半年前、私は生きることに飽き飽きしていた。そして、度重なる猛暑で頭がおかしくなっていたのかもしれない。国のある公募に飛びついてしまった。3光年先にある新たな楽園を求めるこのプロジェクトは、片道切符であるため命を賭けることになる。テクノロジーの発展により、3光年という距離を30年で移動できるようになったものの、軽量化されたロケットには往復の燃料を搭載できない。行き着く先がどんなところであろう