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【健康診断】自分の体の客観的な評価。

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしてます。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

自身の健康維持のために健康診断を受けよう。

先月下旬に受けた
「生活習慣病予防健康診断」
の結果が戻ってきました。
毎年1回、受けているもの。
検査項目は協会けんぽさんのHPでご確認ください。

人間ドックなどに比べると、
検査項目は少ないです。
しかし、定期的な健康診断は
病気の早期発見に間違いなくつながると考えます。

会社員の方だと、
”労働安全衛生法第44条”
でも定められているので、
このような健康診断を年1回、
業種によっては複数回、
行っていると思います。

ある意味、義務がない個人事業主の方は、
自治体主催の集団検診などを受けるだけでも、
そこまでコストをかけずに、
最低限の項目を検査できると思います。
病気の予防のための
定期的なチェックはやはり重要です。

とりあえず、ざっくり僕の結果報告。

1月下旬は、徐々に減量にシフトしていった時期。

当日の体格は、
体重:63.2kg
BMI:22.5
腹囲:73cm

今は、ここから
体重が約1kg減。
腹囲も約1cm減。
といった感じです。

その他で特に大きな問題は見られず。
しかし、
・総コレステロール値
・LDLコレステロール値
・血清クレアチニン
・eGFR
・胃角拡大
などが、やや基準値から外れているとのこと。

総合所見として
「日常生活に注意を要し、経過の観察を必要とします。」
となってます。。。

指摘された項目を自己評価してみる

①脂質の項目に関して

総コレステロール:235mg/dl
(参考基準値:140~199mg/dl)
HDL:75mg/dl
(参考基準値:40mg/dl以上)
LDL:143mg/dl
(参考基準値:120mg/dl未満)

という結果です。
いわゆる悪玉コレステロール値(LDL)が高いと。
ちなみに、1年前とほぼ同じ状況です。

それぞれ単独で数値を見ると、
ちょっとやばいのか?とも感じますが、
LH比という基準もあります。
LH比=LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値。

●LH比が2.5以上
→動脈硬化や血栓のリスクが高いと判断。
●LH比が2.0以上
→コレステロールが増えて動脈硬化のリスク増。
●LH比が1.5以下
→健康な状態

となります。
そうすると、僕の場合は、
LH比=1.907
”リスクあり”の2.0を
ギリギリ下回っているので一安心です。
多少、LDLコレステロールが多くても、
余分なコレステロールを回収してくれる
HDLコレステロールが十分にあるなら大丈夫。
単体の数値だけにこだわるのもダメというケースですね。

②腎機能

・血清クレアチニン
・eGFR
という二つの項目で基準値を外れてます。。。

ざっくり言うと、腎臓の濾過する能力を表す数値。
eGFRの数値は、血清クレアチニンの項目からの計算。
僕の場合は、血清クレアチニンの数値が僅かに高値でした。

しかし、この数値。
筋肉量と相関性があります。
従って、女性よりも男性の方が高値になる傾向。
増量期で筋肉量が増えたと思いたい。。。

しかし、いずれにしても
年齢とともに衰えていく腎臓の機能。
ちょっとここは気をつけないといけないのかなと。

③胃部

胃角拡大は、
「胃の形がちょっと崩れてますよ」
といった感じ。
胃潰瘍や胃炎などの病気、
加齢の影響などで起こりやすくなるそう。
胃の病気をしたことはないので、
”加齢か。。。”と思ったり。。。
とはいえ、潰瘍や癌の可能性も否定はできません。
ちょっと心配にはなります。

一方で、バリウム検査では、
うまくバリウムが定着しないと、
胃の形が綺麗に出ないので、
僕のような診断になるケースも。
実際、過去に同じようなケースで心配になり、
一度、胃カメラを飲んだことがあります。
その時は、何も問題はなく、
「とても綺麗な胃ですよ」
とドクターに言われました。
そして、上記のようなケースは結構あるとも。

心配だったり、不調があるなら、
胃カメラを受けてみるほうがいいですよね。

健康診断の結果をダイエットにも活かす!

減量やダイエットに関しては、
健康診断の結果から、
ざっくり自分の特性を
推測することはできます。

血糖値や中性脂肪の値から、
なんとなくの自分の代謝特性を把握します。
これも僕の場合は、

●空腹時血糖:87mg/dl
(参考基準値:100mg/dl以下)
●脂質のチェック項目の結果
中性脂肪:49mg/dl
(参考基準値:150mg/dl未満)

といった感じ。
両方とも基準値内ですが、
絶対値や基準値との比較をすると、
”糖質代謝がちょっと苦手??”
と言う判断ができるかなと。

そして、ここから
自分の代謝特性に合わせて行動します。

昨年も、上記記事の内容で減量を進め、
ある程度、身体を絞ることはできました。
今年も基本路線は変えずに、
減量を進めていきたいと思います。

まとめ

年1回の定期検診。
普段、数値化することが難しいことを、
医療機関に評価してもらう。
日々の健康管理は主観的なもの。
もちろん、ここも大切。
主観的な評価と、
客観的な評価は
合致していることが望ましい。

「最近、体調がいいな。」
という感覚と、
検診の結果があっていれば、
本当に健康を維持・増進しているといえます。

また、歳を重ねるごとに、
体の機能は衰えていくのは、
悲しいけど、これは現実です。
健康寿命を伸ばすためにも、
定期的な健康診断は、
とても重要なことです。

診断結果から、より詳しい検査、
場合によっては治療を受ける。
病気の早期発見・早期治療は、
当たり前ですが、
完治する可能性を高め、
完治するまでの期間を短くしてくれます。

今、健康状態に大きな問題がない場合でも、
健康診断の結果を見て、
日々の行動に注意を向けるようになる。
予防に繋がりますよね。

また、自分の特徴や傾向を把握することで、
健康面だけでなく、ボディメイクやダイエッ面に
役立てることもできます。

結局、まずは”己を知る”こと。
全てはここから始まります。
こと体のことに関しては、
健康診断や体力測定を
ぜひ受けてみてください!

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