【ダイエット】積極的に食べるべきもの(肉・魚)

前回が食べちゃいけないものを説明しました。
なので、今回は積極的に食べるべきものの話をしたいと思います。
結論、肉や魚の動物性タンパク質です。

なぜ、タンパク質は必要?

言わずと知れた、体のあらゆる物の材料です。
これがないと、新しい細胞は作れない。
例えば、みなさんは、
「ダイエットに挑戦して痩せたけど、肌荒れが。。。」
とかありませんでしたか?
お肌の潤いにはコラーゲンです。
このコラーゲンだってタンパク質からできてます。
タンパク質不足は、筋肉量を減らすなどの、
肉体面、体力面の低下だけでなく、
美容的な観点からも、マイナスと言えます。

なぜ、動物性タンパク質?

大豆のよう植物タンパク質よりも、
アミノ酸スコアが高い傾向があるからです。
アミノ酸スコアとは、
「体の中で作ることができない必須アミノ酸を含んでいる割合」
だと思ってください。
20種類あるアミノ酸のうち、9種類が必須アミノ酸になります。
これは、体外から、つまり食品からとるしかありません。
動物性タンパク質の方がアミノ酸スコアが高い
=効率的に必須アミノ酸を獲得できるということです。
また、肉や魚にタンパク質以外にも重要な栄養素が含まれます。

例を挙げると・・・・
赤身のものには、鉄分。
豚肉にはビタミンB群。
魚にはオメガ3系の必須脂肪酸。

各栄養素の細かな説明は省きますが、
複合的に栄養素を摂るという点でも、
動物性タンパク質の方がおすすめです。

じゃあ、どれくらいとればいいの?

年齢、性別、体格などによりますが、
僕が食事アドバイスをするときは、
「体重1kgあたり1.5/1日」
とお話ししています。
ダイエットで糖質制限などと組み合わせるので、
タンパク質の割合を少し多めにしてます。
実際に計算してみると、
体重60kgの人で、90g/1日
のタンパク質が必要となります。

これを、食品にするとどれくらい?

大体の肉や魚は100gあたり20gがタンパク質です。
なので、
90g /1日÷0.2=450g/1日
1日3食だとして1食あたり150gの肉や魚が必要となります。
ファミレスなどの小さめのステーキ。
手のひら程度の大きさですよね。
実際、料理のさいは、自分の手のひらを基準にして量を確認するといいと思います。

毎食、そんなに肉や魚は・・・
という場合は、卵料理や乳製品と組み合わせる。
もしくは、サプリメントを少し活用してもいいかもしれません。

まとめ

ダイエットをしている人。
特に女性の方や年齢が上の方。
動物性タンパク質、肉や魚を
なんとなくのイメージで避けている人が多い印象です。
でも、それは逆効果になっています。
摂るべき栄養素=必須アミノ酸を取らないと、
健康を害する場合も。

肉食は消化吸収に時間がかかるので、
血糖を緩やかに上げる。
血糖値のコントロールに最適だし、
そして、腹持ちするので、変な空腹感も出ません。
また、タンパク質は他の食事よりも、
食事誘発性熱産生でエネルギー消費をあげます。
食べているのに、エネルギーを燃やす。
とても便利な食材じゃないですか?
食べない理由はありません!!

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