ダイエットを続けるための”いい加減”さ

「ダイエットは続けることが重要」
いつも言っていることです。

考え方として
”いい加減”
はとても大切だと思っています。

まず、”いい加減”の意味

●[形動][文][ナリ]
1 仕事を最後までやり遂げずに途中で投げ出すさま。
投げやり。おざなり。無責任。
2 相当な程度に達しているので、ほどほどのところで終わってほしいさま。
●[副]
かなり。相当。
●[連語]
程よい程度。手ごろ。適当。
〜Goo国語辞典から〜

最初の”でたらめ”という意味合いは当然NGです!
注目して欲しいの最後の「程よい程度」。
”塩梅”という言葉も使えるかもしれません。

継続するためにはこの考え方がとても適しています。

ダイエットが失敗しやすい性格/考え方

お客様とご一緒している中で、
思うような成果が出ない方たちの考え方は
大きく2つだと感じています。

1つは、本当にだらしがない人。。。。
・約束の時間を守らない。
・キャンセル頻度が多い。
・食事のレポートが滞る。
などなど。
ただ、こんな人はもともとパーソナルトレーニングに
申し込むことは、ほぼありません。
やはり、パーソナルトレーニングに申し込む方は、
一念発起して足を運んでいる人が多いと感じます。
さすがにこの辺のことを守らない人はいません。

もう1つは、完璧主義の方。
・アドバイスを忠実に実行。
・できなかった場合、反省する。
→たまに落ち込むことも。。。
こちらのパターンは、往々にあり得るケースです。

完璧を目指すことは悪いことではない。でも・・・・

アドバイスを忠実に守ることはいいことです。
特にプログラム序盤はしっかり守ってもらった方が◎。
「守・破・離」の一番最初ですね。
基礎固めのためにも、アドバイスに忠実にあるべきです。

ただ、そこで”がんじがらめ”になってしまって、
行動パターンが限定的になってしまう場合も。。。。
特に食事面でよく見るけられます。

ルールに忠実にあるのはいいことですが、
実生活では実現が難しい状況もあります。

人工添加物を注意している。
→今の世の中、加工食品で添加物ゼロはありえない。
オーガニック食材を中心にしている。
→食材費が高くなり続けるのが困難に。
飲み会などに参加しなくなった
→理解されればいいけど、人間関係が。。。

などなど。
何事にも理想と現実です。
物事を長く続けるためには、
いい意味での
”いい加減さ”

”割り切り”
は必要です。

加工食品は、類似品の原材料を見比べて、
より良い方を選ぶようにする。
どうしても譲れない食品だけはこだわる。
予定を見て、食習慣が崩れそうな状況があるなら、
前後の食事や運動で調整する。

できない自分に自己嫌悪するよりも、
できることを増やして肯定感を持った方が続きます。

絶対に譲らないルール設定は必要ですが、
それ以外のところは、柔軟に対応すべきです。
途中でやめたら、それこそ、全てが水の泡。

いい加減さを持ちましょう!



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