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ダイエットとオーバートレーニング

プライベートジム に来るほとんどの人は、運動習慣が全くない人。
”運動しましょう!!”と背中をプッシュするのがほとんどです。

たまにその人の体力レベルなどを考慮すると、
”ちょっとやりすぎかも・・・”
とこちらが感じるケースもあります。
ご本人も、モチベーション高く
”さあ運動するぞ!”
とやる気マンマンなのに、
思うように体がついてこない。。。。。
こうなると逆にトレーニング効果はマイナスに。

そこでオーバートレーニングに関して記事を書いていきたいと思います。

オーバートレーニングに陥りやすい人の特徴

・超真面目な人
・超ストイックな人
・すぐに成果を出そうと焦っている人

悪い性格ではないし、早く成果を出したい気持ちもわかります。
でも、トレーニングの疲労が抜けないうちに運動をしすぎると、
オーバートレーニングにおちいり心身に悪影響も。
”何事も適正に”行うことが重要です。

オーバートレーニングのサイン

主なオーバートレーニングの兆候をあげます。

身体的はサイン:
・休息時の心拍数が普段よりも多い。
・休息時の血圧が普段よりも高い。
・筋肉痛が長引いている。

精神的なサイン:
・イライラや不安感。
・注意力の低下。

生活習慣のサイン:
・寝つきが悪くなっている。
・寝入ってもすぐに目が覚めてしまう。

もし、一つでも当てはまるなら、ちょっと注意が必要です。

オーバートレーニングの解消方法

上記のサインを見ると疲労からくる自律神経の乱れが影響していると感じます。
交感神経(興奮時に活発になる神経)有意に働くので、
呼吸循環系の数値が高く出たり、
気分もハイパーテンション的になったり、
睡眠がしっかり取れなかったり。

改善するには、副交感神経(リラックス時に活発になる神経)有意の状況を作ります。
つまり”休養”です!

今までに何度も触れていますが、
体型改善には、
・運動
・栄養
・休養
の3本柱は必須。
頑張りすぎてしまう人は、”休養”を軽視しがちです。

トレーニングに関して言えば、
内容などにもよりますが、
基本48時間(2日間)以上あけることが望ましい。
きちんと疲労が抜けてから、
トレーニング実施です。

トレーニング上級者が週5回などで実施していますが、
体力レベルが違うし、分割法などを用いて、
トレーニング内容(かかる負荷)を調整しています。

トレーニング初心者・ダイエット初心者は、
週2回の全身運動からスタートがよろしいかと。

睡眠の質を上げるのも重要です。
睡眠は回復に絶対必要ですからね。
寝るための環境を整えましょう。
室温や照明などの室内環境。
自分のあった寝具(特に枕。高さは人によりますからね。)
寝る前の行動。
副交感神経有意にするために、
・激しい運動はしない
・ブルーライト(携帯画面やテレビ)を避ける
・瞑想やストレッチでリラックス
・就寝前の入浴

などを心がける。

パーソナルトレーニングに申し込んで、
プロのアドバイスを受けながら、
トレーニングや日々の生活習慣を管理するのもアリだと思います。

まとめ

やる気マンマンでダイエットやトレーニングを続けている。
間違いなく運動量は多いのに、思うような成果が出ていない。
その場合、オーバートレーニングを疑ってみましょう。
上に書いたサインの中でも心拍数を基準にするといいと思います。
チェックするのが簡単だし、
数字で出るものなので、客観的に評価しやすい。

朝起きてすぐに脈拍チェック。
15秒間だけ、手首の脈をとってみてください。
×4で1分間の心拍数です。
年齢にもよりますが、平均は60〜100回/分です。
まず、この範囲内にあるのか。
そして、普段の自分の脈拍よりも10〜15回くらい多いなら、
それは疲労のサインとなります。

オーバートレーニング気味だと判断できたなら、
思い切って、適度に休んでみましょう。
いつもやっていたトレーニングの頻度を減らす。
睡眠前にリラックスする。
ここから始めてみましょう。

頑張っているのに、頑張りすぎて体調を崩すのはもったいない。
”何事も適正に”
トレーニングやダイエットを継続するためにとても重要です。

逆にオーバートレーニングになるくらい頑張れる人なら、
ちょっとした改善で、ずっと継続でるし、成果もついてきますよ!

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