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【感染症対策】”外敵”と戦う最前線。粘膜を整えていこう!

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしてます。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

冬に向かってますね。。。。
通勤途中に気づく、イチョウの落ち葉。
(雨のせいもあって、落ちまくりです。
 掃除が大変そう。。。。)
気温も下がってきるので、
我が家も、ついに石油ストーブ登場です。

冬は空気が乾燥するので、
ウィルス性の感染症が広がりやすい季節。

北国だと、暖房器具の兼ね合いで、
室内の空気の乾燥はさらにアップ。

コロナウィルスに限らず、
一般的な風邪やインフルエンザも流行する季節。
日々の体調管理が、より必須な時期です。

今日はその中でも、外敵との戦いの最前線になる
”粘膜”の話をしたいと思います。

粘膜は外敵との戦いの最前線。

粘膜はカラダの内側で、
体外から入った異物に接する場所でもあり、
「内なる外」とも表現される部分。
言い換えれば、皮膚の延長線上にあるものですね。

細菌やウイルスなど、人体に有害なものに備えて、
高い免疫力を保持している部分
です。
この粘膜の免疫力が高いのは、
”粘液”によって常にうるおっているから。
乾燥や炎症によって、
粘膜がガサガサに荒れてしまえば、
粘膜の免疫力は低下してしまいます。

したがって、外気が乾燥しやすい冬は、
粘膜も乾燥しやすくなる期間。

冬になるとこの乾燥のために、
夏よりもスキンケアを入念に行う方が
多くなることと思いますが、
それと同じくらい粘膜のケアも必要になります。

ウイルスが体内に”入って来ない”ようにするが最優先。

仮に異物が体内に入ってきたとしても、
粘膜がこれをブロックしてくれれば、
体調は崩れないわけです。

粘膜が正しく作用しているなら、
異物が体内に入り込む確率が低なる。

特に冬の間は、必要な栄養素をしっかりと補給して、
粘膜の状態を整えていきましょう。

粘膜を保護する栄養素3選

①:グルタミン

あらゆる細胞の原材料になるタンパク質。
これが体内で20種類のアミノ酸に分解されます。
その中の一つ、グルタミンは、
積極的に粘膜の修復に作用
します。

また、タンパク質は異物の対処をする
”免疫細胞”たちの主成分。

タンパク質をしっかり取ることは、
・粘膜の修復
・免疫細胞の生成

につながります。

”ダイエット”や”ボディメイク”
のためだけじゃありませんね。


②抗酸化ビタミンA

喉の粘膜を保護する粘液
”タンパク質とビタミンA”で作られます。
ウィルス対策はもちろんですが、
乾燥による喉の不調の緩和などにも期待ができる。

飛沫などで漂っているウィルスは、
基本的に口や鼻から入ってくる。
まず、この入り口の防御を固めることは、
風邪対策の基本になります。


③亜鉛

新陳代謝やタンパク質の合成に関与する酵素の成分となる亜鉛。
粘膜は、新陳代謝が活発な場所なので、
いい状態をキープするためには必須。

亜鉛は、異物に対応する白血球にも含まれています。
免疫アップ、病気の早期回復には欠かせない栄養素です。

また、抗酸化ビタミンAを体内にとどめ、
その働きを活性化させる役割も持ちます。

ビタミンAと一緒にとることで、
相乗効果を期待です!


栄養補給ができているなら、環境も整える。

必要な栄養素をしっかり補給。
それができているなら、
環境も整えていきましょう。

乾燥しているとウィルスは
空気中を漂いやすくなる。
洗濯物を室内に干したり、
加湿器などを活用して、
室内の湿度を管理です。
目安は50%くらい。
それ以上だと、結露などが発生しますから。。。。

こまめに水分補給をして、
喉を乾燥させないのも一つ。
特に冬の場合、夏のように汗をかいたりしないので、
水分補給がおざなりになってる場合も。。。。
冬でも水分は失われてます。
季節に関係なく、こまめな水分補給は必須です。

そして、最後はしっかり休養を取ること。
体自体が疲れているなら、
栄養をとったところで、
全体の免疫力は低下します。
睡眠時間を確保です!

まとめ

きちんと栄養補給。
しっかりと休養。

結論、これが体調管理の基本ですよね。
ダイエットやボディメイクにも通じるところ。

「食べたものがあなたの体を作る。」

粘膜の状態を良くしたいなら、
粘膜の状態が良くなるような栄養素を摂取です。

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