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送別会・歓迎会のシーズンだけど。。。ダイエットのために、お酒は控えるべし!

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしてます。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

年度末を控え、
人の移動も増える時期。
送別会や歓迎会など、
例年と比べると、
規模は小さいかもしれませんが、
お酒を飲む機会が増える時期です。

ダイエット関連の情報発信を見ると、
どんなものも
「お酒は控えるべし!!」
となっています。
僕も完全に同意見です。

ダイエットに取り組まれているかたは、
お酒は極力、控える。
というか、全く飲まないことをオススメします!

アルコールがダイエットに与える負の影響

①アルコールは7Kcal/g

糖質制限ダイエットの流行もあり、
皆さんのお酒の飲み方は変わってきます。
糖質の多い醸造酒、
(ビール、日本酒など)

は避けて、
糖質が少ない蒸留酒、
(ウィスキー、焼酎など)

に切り替えている人も多いのではないでしょうか。

糖質は確かい少ないです。
とはいえ、アルコール自体が
エネルギー量を持っています。

・糖質   ⇨4Kcal/g
・タンパク質⇨4Kcal/g
・脂質   ⇨9Kcal/g
・アルコール⇨7Kcal/g

飲酒は、それだけで大量にエネルギーを
摂取することになります。
摂取量が消費量より多いなら、
減量は無理ですよ。。。

②アルコールは脂質・糖質よりも先に代謝される。

アルコールを飲むと肝臓に負担がかかる。
これは、周知の事実だと思います。
なぜ、負担がかかるのか?
それは、アルコールの代謝副産物で、
体にとって毒素となる
”アセトアルデヒド”を
必死に肝臓で分解している
ためです。

体にとって害になるものです。
そりゃ、肝臓も必死ですよ。
最優先でアルコールの処理を始めます。
糖質や脂質の処理を後回しにして。。。。

飲酒時に合わせて食べている料理のカロリーはそのまま放置。
これが体脂肪の蓄積へとつながっていきます。

③ついつい食べ過ぎてしまうことも。。。

「食前酒」という慣習がありますよね。
アルコールは、
・消化酵素の分泌を増やす。
・胃の血流を良くする
ことで消化運動を亢進させ、
食欲増進
にもつながります。

アメリカのインディアナ大学医学校の
標準体重35人の女性を対象にした実験結果によると、
アルコールを投与することで、
食事量が平均7%増量
したそうです。
結局、オーバーカロリーの要因になるということですね。

④アルコールによる利尿作用。

お酒を飲むことで、体内の水分が減っていきます。
・アルコール自体に利尿作用がある
・アルコールの分解時に水分が使用される
ためです。
たまに、
「お酒を飲むと痩せる」
みたいなことを言う人もいらしゃいますが、
体内の水分量が減っているので、
そりゃ、一時的に体重は軽くなります。
でも、水分が戻れは、
体重は元通り。
それどころか、
①〜③の理由で、
体脂肪が増えてしまい、
体重自体も増えている。
簡単にこんな状態になります。

確かにお酒は生活に潤いを与える側面も。。。。

気のあった仲間と集まり食事をする。
お酒が入ることで、
コミュニケーションがさらに円滑になり、
楽しい時間を過ごすことができる。
そう言う一面もあると思います。

また、飲酒により、幸せホルモンと言われる
「ドーパミン」が分泌されるので、
多幸感や達成感みたいなものも感じられる。

ストレス発散に関与している部分は否定できません。
ただ、ここはやはり程度の問題。
飲みすぎると、
・肥満になりやすい
・肝機能の低下
・ドーパミンへの耐性⇨メンタルヘルスのリスク

など、マイナス要因が多く上がります。
また、アルコールの代謝物質「アセトアルデヒト」は
発癌性があるかもしれない
と言われている。

ダイエットだけではなく、
健康という点で考えても、
やはりリスクが高いといえます。

ダイエットに取り組むなら、一旦お酒から離れる。

時期的に”お付き合いの機会”が増える時期です。
でも、ダイエットに取り組んでいるなら、
ここはグッと我慢。

場の空気もありますが、
乾杯だけお付き合いして、
あとは徹底してアルコールから離れましょう。

ご自宅で晩酌をする方もいらっしゃると思います。
・ストレス発散
⇨ドーパミンの分泌で多幸感をゲット
・寝付きを良くするため
⇨アルコールは睡眠の質を下げますが。。。

自宅でお酒はいらないです。
今、自宅にあるお酒は、
ご家族や友人にあげちゃいましょう!

その代わりに
トレーニングしましょう!
運動することで、
エンドルフィンやドーパミン、そして、セロトニンなどの
多くの”幸せホルモン”が分泌されてるのは周知の事実!
これでストレス発散は間違いなし。
体を動かすことで、適度な疲労感を得られれば、
寝つきも良くなりますよ。

カロリーが増えるどころか、
カロリーを減らすことができる。
多くの幸せホルモンの分泌を促す。
発癌性など、体に対してのリスクがない。
その上、ダイエット効果も期待できる。

お酒じゃなくて運動を取り入れていきましょう!

よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。