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【運動習慣】”何”をするかよりも、”なぜ”するのか。”いかに”するのか。

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしています。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

「できることから始める」
運動不足解消でも、
ダイエットでも、
まずは、行動を起こすことが重要。

何度が書いてきている内容ですが、
ここ最近、体験のお客様の対応をしていて、
再度、強く感じたこと。

トレーニング初心者だと、
”どんな運動をやればいいのか。。。”
と悩んでしまうのも理解できます。

でも、実際、”何”をやるかよりも、
”なぜ”、運動する必要があるのかを考え、
”いかに”して運動習慣を作っていくか方が
とても重要です!

とにかく”やってみる”ことが優先

情報が簡単に入手できる昨今。
フィットネスに関することも、
ちょっと検索をかけると、
・話題のトレーニング方法
・一流アスリートのトレーニング方法
・パーソナルトレーナーの指導方法
・(情報発信者にとって)効果が出たダイエット方法
などの情報や動画が簡単に
みることができます。

中にはものすごく有益な情報も。
わかりやすいものを参考にして、
ぜひ”自分なりに”取り組んでほしい。
つまり、
”多少、間違っていても構わない”
のでまずはやってみる。

「どこに効いているのかわからない。」
「正しくできるいるかわからない。」
といった言葉を、
よくお客様から聞きます。

もしからしたら、
ちょっと間違った動きを
しているかもしれません。
しかし、身体を動かしていることは
紛れもない事実。

”動かない”よりは
”動いている”方が、
はるかにいい
ですよね。

変な痛みがない限り、
まずは”見よう見マネ”でも
”やってみる”ことが大切です。

合ってるかどうか不安なら、まずは”わかる動作”から始める

今まで動いていない人(トレーニング初心者)であるなら、
”何”をするかよりも、”いかに”やるかが大切。
「間違った動作でやるのはやっぱり嫌だ・・・」
というのなら、まずは自分がわかる動作から始めましょう。

ということで、”ウォーキング”をオススメします。
日常生活の中の基本動作=歩動作。
特に道具を準備する必要もありません。
一番、簡単に始めることができます。
実施種目に迷ったり、悩んだりしたら、
まず、歩いてみましょう。

「生活動線」に織り交ぜて、”継続”する仕組みを作る

運動することが始まったら、
次は”いかに継続する”かが鍵になります。
ポイントは”無理なくできる”こと。
そのために、まず、自分の
・行動パターン
・生活動線
を確認します。

自分がいつも行っていること、
よく行く場所が理解できたら、
”アクション・トリガー”
を活用します。

・よく行く場所
・決まった時間
・習慣になっている行動
に紐づけて運動を実施します。

例えば、
・お風呂前に腹筋運動
・いつも行くコンビニまで徒歩に。
・会社に着いたら職場まで階段利用。
など。

習慣になっている行動は勝手に継続します。
習慣に紐づけることで、セットで実施。
運動を習慣化していく仕組みにしてしまいます。

また、体を動かすことで、
ホルモン分泌
を促し、
”やる気”を出していく。
そうすることで、

体を動かす⇨また体を動かしたくなる
といった正のスパイラルを作ります。
代表的なものが、
”やる気ホルモン”のドーパミン
を利用することです。↓

どうしても1人で続かない場合は、パーソナルトレーニングを利用する。

自分がわかる行動を実践する。
アクション・トリガーも使ってみる。
それでも、やっぱり運動が続かない。。。
という場合は、第三者=指導者に頼ってみましょう。
パーソナルトレーニングを活用です!

普通のフィットネスクラブに通うよりも
正直、価格的には割高。
でも、だからこそ、
”支払った分を惜しんでやめられない”
という気持ちになる。
”コンコルド効果”と言います。)

また、パーソナルトレーナーと
トレーニング実施日を”約束”するので、
ある意味、強制的にジムに足が向きます。
(約束を守る=一貫性の原理に当てはまります。)

もちろん、自身にあったトレーニングプログラムを組み、
丁寧に個別指導をしてくれるというサービスを受けられます。
”正しい指導を受けられる”
という、信頼感や安心感
もあると思います。
しかし、それ以外にも、
上記のような”心理的”な理由から
運動せざるを得ない状況を作り出すことができる。

コスト発生の側面は否定できませんが、
継続を優先するなら、
パーソナルトレーニングは試す価値ありです。

根本にあるのは”なぜ”運動することが必要なのか。

継続するには”仕組み作り”が大切です。
・自分の行動パターンに組み込む。
・生理反応を活用する。
・行動心理学を応用する。
運動習慣確立の要因です。

しかし、根本にあるのは、
”なぜ運動が必要”なのか。

もしかしたら、
「医者から改善しろと言われて。。。」
といったネガティブな理由なのかもしれません。

もしくは、
「もっと健康に過ごしたい」
「もっと活力を持って若々しく過ごしたい」
「もっとスタイルを良くしてファッションを楽しみたい」
といったポジティブな理由かもしれません。

いずれにしても、
運動や食事などの生活習慣を
見直す”きっかけ”がなんなのか。

この”なぜ”の存在が大きければ大きいほど、
そして、優先順位が高ければ高いほど、
習慣の改善は実行され、続けられます。

上述の医師からのコメント。
場合によっては余命に関わる場合もあります。
本人にとって、とても大きな問題。
自分の命に連動していると、
そりゃ、誰もが行動を起こすし、
継続しますよね。

命に関わるはあまりいい事例ではないです。
ただ”運動する”という行動をする理由が、
それくらいの緊急度や重要度があるのかどうか。

日常生活が普通に過ごせているなら、
「体を変えたいな・・・・」
とは思うけど、人によってはそこまで緊急度が高くない。
「でも、仕事で忙しいし。。。。」
みたいな理由で、運動がなかなか始まらない。
結局、本人の価値観によります。
・運動が健康にいい。
・運動することで体が変えられる。
周知の事実ですが、
優先順位が下になってしまう場合が多々。
・マインドが変えられるか。
・優先順位を高くできるか。

これで行動が決まります。

まとめ

今回、伝えたかったことは、
「構えずにまずは運動を始めてほしい」
ということ。

・日々、車を使うところを、一部、自転車や徒歩にかえる。
・エレベーターやエスカレーターではなく、一部、階段を使う。

こういったものも、立派な運動習慣です!
何も、ジムに行くことや、
時間をとってジョギングすることだけが
運動習慣ではありません。
”できること”を日々の行動パターンや
隙間時間に組み込むことが重要
です。

”何”をするかは問題ではありません。
”いかに”運動を続けていくかが大切。

そして、運動の”優先順位”を上げてほしい。
”なぜ”運動をするのかが明確な人の方が、
やはり運動は続いていきます。

自分にとって優先順位が高いことはなんでしょう?
”健康になって、豊かな人生を送ること”
”スタイルを良くして自信を持って仕事に取り組むこと”
”ファッションなど趣味を楽しむために、身体を整えること”

何事もより成果を出すためには、
健康な身体はあって損はありません。
ぜひ、運動する理由を明確にしてください。

身体を変えて、その先に何があるのか。
それがなんであれ、楽しい人生になりますよ。


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