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30代女性はトレーニングすべき! その理由です。

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしてます。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります

夏が近づくこの季節は、
ジム利用が増えてくる時期です。
僕の勤務先のパーソナルジムも同様です。

そして、その中でも利用者全体の
約25%が30代の女性の方。

(その次が40代女性の方で約15%です。)

30代は、
「若い頃とは何かが違う・・・・」
と感じ始めるタイミング
なんでしょう。
また、女性の方の方が自分の体に、
より意識を向けるのかもしれません。
(美容という観点でも。)

でも、確かにこのタイミングで、
トレーニングを始めていけば、
歳を重ねても綺麗な体型を維持していけます。

「ちょっと体型が変わってきたかも・・・」
と感じている30代・女性の方
に向けて、
今回の記事を書いていきたいと思います。

30代は太りやすくなり始める年代です。。。。

人間は20歳をピークに老化が始まるといわれいます。
実際、筋肉量はこの辺から減少していきます。
筋肉は姿勢の保持などの役割もありますが、
エネルギーを消費する機関でもあります。

安静時でも消費する基礎代謝。
体重70kgの人の臓器・組織における安静時代謝量は
こんな感じらしいです。

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(厚生労働省:生活習慣病予防のための健康情報サイト:e-ヘルスネットから抜粋)


脳と筋肉と肝臓が代謝量が大きい器官になります。
それぞれ、約20%
3つの器官で基礎代謝全体の60%を占めています。
つまり、この器官が健康的に維持されていけば、
エネルギーは消費されていく。

しかし、実際、この基礎代謝は
加齢とともに減少していきます

日本人の基礎代謝基準値(食事摂取基準2015年版)

画像2

(厚生労働省:生活習慣病予防のための健康情報サイト:e-ヘルスネットから抜粋)

この基礎代謝の減少は、
「筋肉量の減少」
と言い換えてもいいと思います。

ホルモン分泌も減少します。。。。

筋肉もですが、ホルモン分泌も変化してきます。
特に性ホルモン。
女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量は、
30代を過ぎると急激に低下してしまう。

女性ホルモンであるエストロゲン。
* 子宮内膜を厚くして、妊娠に備える。
* 女性らしいカラダ(乳房の発育や、丸みのあるカラダ)をつくる。
* 自律神経の働きを安定させる。

などが主な作用ですが、

エストロゲンには他にも、
・筋たんぱくの分解を抑制する
・脂肪の燃焼を促進する

という働きもあります。

従って、エストロゲンの分泌が低下すると、
・筋肉の減少
・体脂肪の増加
が起こる。

全く嬉しくないことが起こってしまうわけです。

ライフイベントが影響することも

30代は、社会人としてもキャリアも積んで、
責任のあるポジションに移行する時期
でもあります。

職責があがり、給与が上がることが喜ばしいことです。
一方で多忙を極め、生活サイクルが乱れたり、
運動不足に陥ったりというケースも。

生活サイクルの乱れ、
睡眠不足や過度のストレスは、
ホルモンバランスを乱す一因。

また、運動不足は間違いなく
筋肉量の低下を引き起こします。

肥満を引き起こしやすい状況です。

また、パートナーと結婚。
女性の方は妊娠・出産という
大きなイベントを迎える時期かもしれません。

家庭を築いていくのはとても喜ばしいこと。
でも、産後は母乳の準備のために、
エストロゲンが減少
します。
エストロゲンの減少が引き起こすことは上記の通り。
そして育児のために、自分の時間をとることは難しくなります。
いわゆる”産後太り”が起こってしまう。

だからこそ、定期的な運動を。

ここまで書いてきたように、
30歳を境目に、何かと太りやすい状況がそろってきます。

でも、これらを解決してくれる方法があります。
定期的な運動。
特にウェイトトレーニング。
これに勝る手段はありません!

ウェイトトレーニングは、
・筋肉量の維持/向上
⇨基礎代謝の減少を妨げる。
・性ホルモン分泌の促進
⇨脂肪増加を妨げる。

などの効果が期待できる。
まさに今回の問題を解決してくれる最良の手段です。

・時間がないから。。。。
・ジムに通う費用が。。。

というのであれば、
まず、自宅でできる
”スクワット10回”
からです。
30秒で終わります。

これを積み重ねていきましょう。
そうすることで自己肯定感も高まります。
そして、継続する習慣が定着していく。

30代の女性の方。
トレーニングを始めるのは今です!

よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。