ダイエットが続かないのは性格の問題か?ホルモン分泌を促して解決していこう!

「飽きっぽい性格でダイエットが続かないんです。」

お客様から言われた言葉です。
お話を聞くと、今までいろいろなダイエットに挑戦。
その時々の流行のダイエットを試していたそうです。
・置き換え食品ダイエット
・単一食品ダイエット
などなど。

1ヶ月くらいは続く。
(1ヶ月間、続けることはすごいことだと思います。)
一応。結果が出る。
2kgくらいは体重が減ったそうです。
(スタート時の3%くらいの減少率ですね。)
でも、そこでやめてしまう。

やめてしまった原因は本当に「飽きっぽい性格」にあるのでしょうか?
もともとの性格・特性もあるでしょう。
でも、それだけじゃないです。
やる気につながる”ホルモン分泌”が利用できるかどうかも重要です!

”やる気ホルモン”=”ドーパミン”をうまくつかう!

ワクワク感やドキドキ感があると、
物事に取り組むことに前向きになりますよね。
この感覚の影響するのが”ドーパミン”です。
簡単に説明すると、脳から分泌される神経伝達物質です。
主な効果は、
・運動調節
・ホルモン調節
・快感の感情
・学習/行動意欲の向上など

です。
やる気が満ち溢れている時は、
ドーパミンが大量に分泌されている状態ということができると思います。

ドーパミンを増やすには、まず”動く”こと

ドーパミンの分泌を増やす方法はいくつかありますが、
一番、簡単に取り組める方法は、
”なんでもいいので、まず体を動かすこと”です。
ドーパミンは実際に行動することで分泌が活性化します。

つまり、ダイエットで話を進めるなら、
”全く抵抗感のないことから始めること”
をオススメします。
・寝る前に腹筋を5回だけ。
・朝起きてスクワット5回だけ。
・お昼休みに階段を2往復。

1分もかからずに終わることです。
これなら、「イヤだな」と思うこともなく、
ある意味、無感情で動き出せるのではないでしょうか。

ポイントは、本当に簡単にできること。
歯磨きと同じくらい自動的にできること選びます。
”いつ”、”どこ”で”何”をするかを決めてしまいましょう。

そして、動き出す。
動くことで”ドーパミン”が出るわけですから、
動き出し、そして、それを続けることで、
”やる気”は出てくるわけです。
結果、きちんと続けていけ習慣が確立するのではないでしょうか。

目的や感情などは後においておく。
行動や環境を先に設定することで、
気持ちが後からついてくるみたいな感じでしょうか。

”立場が人を作る”みたいなこと、ありますよね。
これを同じかなと思います。

他にもできる、簡単にドーパミンを増やす方法

音楽(BGM)を活用することが有効という報告もあります。
2009年のカナダ・マギル大学が研究報告によると、
好きな音楽を聴きながら作業をすると、
身体活動が活発になり、ドーパミン分泌が増えるそうです。
作業効率を上げるのにも役立ちそうですよね。

食事内容の見直しも有効です。
ドーパミンはアミノ酸の一種から作られます。
肉や魚などのタンパク質をきちんと食べることが重要です。

せっかくドーパミンを作っても、
脳が疲れているとうまく使えません。
脳の疲労回復に役立つビタミンB12を一緒にとるといいですよ。
レバーや、貝類、海苔などがビタミンB12を多く含みます。
肉や魚介類を積極的にとることがオススメです。

継続のモチベーターは、ダイエット当初の変化率

以前の記事で書きましたが、
・ダイエットが成功するか
・ダイエットが継続するか
はダイエット開始時の変化率が影響します。

今回のお客様のお話だと、開始初月の変化率が小さい。
開始初月の減少率は5%が妥当だと思います。
それくらいの変化が出ていれば、
もっと続けることができたのではないでしょうか。
結果が出なかったということは、
やり方がちょっとまずかったのかなと思います。
でも、1ヶ月間、続いたという実績は素晴らしい。
そこで、ちょっとやり方を変えていれば、
きっともっと成果が出て、続けることができたんだろうな。。。
もったいないですよね。
個別のダイエット方法の話はまた別の機会にしましょう。。。。

まとめ

意欲をもって取り組むことは素晴らしいことです。
しかし、ダイエットの成果を出す、継続するということを考えると、
意欲に関係なく行動することが重要だと言えます。
動くことで、”やる気ホルモン=ドーパミン”も分泌される。
自分の感情に関係なく、行動が続いていく。
続くなら、自然と成果は出てきます。

”意欲よりもまず行動”
”行動するために環境を作る”

ホルモンも味方につけて、
ダイエットを続けていきましょう!

よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。