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【文章上達のコツ】文章のダイエットでスッキリ読みやすく!

ダイエットが成功したことのない悠木です。

簡単で高い効果のあるダイエット方法にがあるのなら
わたしも知りたいところですが
今回のお話は体重を減らすダイエットではなく
文章をスッキリ読みやすくするダイエットです。

体重を落とすダイエットより簡単です。
(わたしにとっては、体重を落とすのは至難の業ですし……)

■文章ダイエットとは?

文章から余分な言葉をそぎ落としていく作業です。
体についた余分な脂肪を落とすように、
余分な言葉を落とすことで、文章がスッキリスリムになります。

■なぜスリムな文章がいいの?

必ずしもスリムな文章が絶対に良い!というわけではありません。
余分だと思える言葉が強調や雰囲気、リズムを作ることもあります。
しかし、なんとなく付けた余分な言葉は、
多くの場合、まわりくどくてわかりづらくする原因になります。

【文章をダイエットする例】

<ダイエット前の文章>
日本という国には47の都道府県というものがある。

<ダイエット後の文章>
日本には47の都道府県がある。

<ダイエットをしすぎた文章>
日本は47ある。

余分な言葉を省いても意味が正しく伝わる場合は、
余分な言葉をダイエットします。
ただし、ダイエットしすぎると必要な言葉までなくなり、
意味が通じなくなってしまいます。

どれくらい文章をダイエットさせると
読みやすく、伝わりやすくなるかをじっくりと考えてみましょう。

【練習問題】次の文章のダイエットをしてください。

最近はテレビなんかを見ないという感じの人が増えているような感じだ。
テレビとかで活躍していたタレントなどが、
テレビとか以外での活動を増やしているというようなこともよく聞いたりするようになった。
たとえば、テレビのタレントがYouTubeをはじめたなんていうようなことだ。
しかし一方で、YouTubeで人気になったYouTuberが
テレビのバラエティ番組やテレビCMに出るケースも見受けられたりする。

ただ、余分な言葉を削るだけではわかりづらいようなら
アレンジをしてもOKです。
お時間のあるときにでも練習問題にチャレンジしてみてくださいね。

■なぜ余分な言葉がついてしまうのか?

悠木の推察①
書き癖。
小学生のころの作文の宿題を思い出してください。
特に書く内容が浮かばないのに
なんとか原稿用紙3枚を埋めるため
どんなことをしましたか?
少しでも行を稼ぐため、
ほんの少し文字を増やして、
行の上の方で改行する……
なんて技を編み出しませんでしたか?

わたしはやりました!

このような小技を繰り返すことで
余分な言葉を足す癖がついたのでは?
という説です。

悠木の推察②
ていねいな表現風。

コンビニのレジでお会計をしたとき
「900円になります」
とか
「1000円からお預かりします」
という言葉を聞いたことはありませんか?

「900円です」
「1000円お預かりします」
で十分に通じるのに余分な言葉を足してしまいます。

これはていねいな言い回しにしょうとしているからです。

文章を書くときも同じように
ていねいな言い回しにしよう…
やわらかな表現にしよう…
と無意識に余分な言葉を足してしまうのでは?
という説です。

■文章ダイエットのタイミング

文章に余分な言葉を入れてしまう場合、
書きながら修正するのは難しいです。

一度ザッと書き上げた後、
余分な言葉はないかな?と読み直してダイエットしてください。

今回は文書のダイエットについて説明させていただきました。
いかがでしたか?

ぜひ、ご自身の文章を読み直して
適度にダイエットをすることで
スッキリ読みやすい文章を書いてくださいね!

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