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以前の記事で

本を読めば文章がうまくなる……というのは
ちょっと違うよ~と、書きました。

すばらしい作家さんの
すばらしい文章を読むことは良いことです。

しかし、残念ながら
すばらしい文章を読む = 文章が上達する
という方程式は成り立ちません。

今回は、うまい文章をお手本にするには
どのようにすればよいのか?
についてお伝えします。


【ステップ1】 お手本にする文章を探す!

まずはお手本にする文章が必要です。
このとき、自分が書きたいカテゴリの文章を探します。

ビジネスメールを上手に書きたいのなら
先輩や上司のメール、自分が受け取ったメールから
「わかりやすいな~」「好感が持てるな~」
というお手本メールをさがしましょう。

ストアカの講座ページの文章で悩んでいる場合は、
自分が教える講座とは違うジャンルの講座で
「受けたくなる!」「わかりやすい!」「好き!」
という講座ページをお手本にします。

まったく同じジャンルの講座をお手本にすると
「パクリ」になってしまう可能性があります。
また、パクるつもりがなくても
良いモノに引っ張られて、自分のオリジナリティを出しにくくなります。

【ステップ2】 お手本の文章をじっくり読む

お手本となる文章を探すために
すでに読んでいると思いますが、
改めてじっくりと文章を読んでみましょう。

・良いと感じるところはどこだろう?
・もしも自分なりに改善するならどんなところだろう?

ということを念頭に置いて読んでください。

【ステップ3】 お手本の要素を分析する

お手本の文章にはどんな要素があるのか
どんな順番で書かれているのか
どんな表現を利用しているのか

を分析してみましょう。

【ステップ4】 分析した要素で文章を書く

分析が終わったら、
お手本になる文章に使われている要素を
自分なりの文章で置き換えて書いてみましょう。

【オマケ】 複数を比較する

良いと感じる文章は
書く人によって使われている要素が違うことがあります。

複数のお手本を分析して
その要素の良い所を吸収することで
自分の文章をさらに良くすることができます。


上手だなと感じる文章の要素を分析して理解すると
自分のオリジナルの文章に活かせるようになります。

文章は書くものによって
違ったコツがありますが、
自分が習得したい分野に絞ると
短い時間で
その分野の文章のコツを身に付けることができますよ。

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