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『パクリ(違法)』と『手本(真似)』の大きな違い

日頃から「パクリ(違法)」と
「手本(真似)」の違いを
どう表現すればいいのだろう?

と思っていたのですが、
ステキなnoteと出会いました!!

ネットが普及して
ステキな文章や
ステキなデザインなどに
気軽に触れられるようになりました。

しかし、
ステキだ!
と思ったからといって
そのまま使えばパクリです。

Twitterを覗いても
『パクツイ』
という言葉を見かけます。

著作権は登録などの手続き不要の
自然に発生する権利で
法律で保護されいます。

つまり、わたしが今書いているこの文章も
すでに著作権が発生しています。

わたしはライターをしていますので
他者の著作権を侵害しないよう
日々気を付けています。

ライターを目指す方や
すでにライターをしている方
ライターでなくても
noteやTwitterなどで発信をしている方は
著作権について
もっと意識して欲しいと思っています。

しかし!!

文章の書き方を教えるときには
「良い文章を真似ましょう」
とお伝えするのです。

矛盾しているようですが
「パクリ」と「真似る」は
全然違うんですよね。

例えば職人の世界でも
素晴らしい技術を持つ先輩を真似て
後輩は技術を磨いていきます。

「真似る」とは
素晴らしい技術を持っている方を
手本にして自分の技術を上げる
ということなんです。

ただ、これをうまく説明できませんでした。

そして出会ったのが
先ほどリンクを載せた
taba.bookさんの記事です。

泉鏡花といえば
舞台の脚本も書いていた作家で
使われる言葉がとても美しいことで有名です。

わたしが泉鏡花を知ったのは
『サクラ大戦!』(ゲーム他)
の舞台で演じられた
『海神別荘』でした。

(多分)広井王子氏が脚本を書いたのでは?
と、思うのですが
このサクラ大戦版舞台『海神別荘』でも
台詞回しがとても美しくて
泉鏡花ってどんな人?!
と思って調べたことを覚えています。
※セガサターン版『サクラ大戦!』が好きです。

そのためタイトルの
『泉鏡花』
に引かれて記事を読ませていただきました。

そして
ずっと悩んでいたことの
答えを見つけたのです!

この記事の中には

今回はそんな泉鏡花の文体を習得する(cf:自分独自の文体)ということなので、基本的には
「真似」 → 「個性を混ぜる」 → 「自分の文にする」
という流れをとります。

taba.bookさんの記事より

字面を習得するのではなく、文章として得たものを機能させるには
「理解」が必要です。

taba.bookさんの記事より

『パクリ(違法)』と『手本(真似)』
の違いは、まさにコレなのです!!

素晴らしいものに
自身の個性を加えて
自分のオリジナルにする……
そのためには『理解』が不可欠です。

安易にパクる行為は
あなたが「素晴らしい!」
と感じた著作物と
それを生み出した著作者を
踏みにじる行為です。

そして場合によっては
訴訟となり、
著作者もあなたも辛い思いをします。

著作物をリスペクトして
それを手本に
自身の技術を上げることとは
まったく違います。

誰もが気軽に情報を発信できる
今だからこそ
『著作権』について
しっかりと考えて欲しいと思います。




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