〜早く目覚めたのに〜６４年前の日記

昭和３３年　　１月１６日　　水曜日　　晴れ

目をさますと、ふす間の間から電気の光がさしこんでいました。
手をのばし、ふすまをあけると、もう柱時計が六時二十分をさしています。

きょうは早く起きようと思って、はんてんを取り六じょうに入りました。
しょうじの下を見ると父がスキーに持ってらっしゃったリュックサックがおいてあります。

八じょうをふりむくと、顔だけ出して父がぐっすりと寝ていらっしゃいました。
きのうの夜おそく帰っていらっしゃったのです。
そののち、食べすぎのせいかはいて(吐いて)しまって、学校を休んでしまいました。

おだいじにね　晃ちゃんが一日いなかったので　さびしかったわ。
（石橋先生）

===========父はスキーやテニス 、ゴルフが得意なスポーツマンだった。その父がスキーから戻っていた。私は学校をサボった。(笑)
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