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お嫁さんとの出会い

僕とお嫁さんは約3年前に出会いました。

僕は出会った日とか、付き合い始めた日とか覚えられないので、正確には3年前(多分)です。

僕とお嫁さんの共通の知人は開催したBBQで出会いました。

僕はお腹が減っていて、早く食べたくて

誰か早くお肉と野菜準備して、焼いてくれないかなぁと待っていました。

自分で準備はしません。だって面倒くさいもん。

そんな中、女のコ達がまごまごし始めました。こんな感じに。

キャプチャ

そう、誰が一番初めに野菜を切り始めるか牽制しあっている状態です。

初めにやり始めると、上手すぎると見せびらかしているようだし、下手すぎると馬鹿にされるし・・・

A子さん「私野菜洗ってくる!」

B子さん「私お酒買ってくる!」

放置される洗い終わった野菜たち・・・硬直する残された女子と空気。

キャプチャ1

僕(早くしろ!お腹減ってるんだ!誰でもいいから切り始めるんだ!)

そんな張り詰めた空気の中、ついに動き出した一人の勇者が・・・!

C子さん「私切るー!包丁どこー?」

玉ねぎを片手に包丁を探すC子さん。

いいよ!輝いてるよC子さん!


玉ねぎに包丁をいれるC子さん。

見守るその他女子の皆様。と、火起こしをさぼるために女子側にいる僕。


ザクッ(玉ねぎを切る音)


僕の位置からは見えてしまったのです。見たことのない切られ方をしている玉ねぎの姿が・・・

玉ねぎ

再び硬直する空気。そして硬直するC子さん。

僕(やばい!せっかく初めに行動起こしてくれたのに、恥ずかしい思いさせちゃ可哀想だ!)

僕「この切り方はすごいね!一番良いやつだねこれは!絶対美味しいよ!」

とりあえず謎の褒め方をする僕。恥ずかしそうにするC子さん。

僕(C子さん、なぜ君は不得意分野で勝負をしてしまったんだ・・・!)

僕「後から入る子達のハードルを下げるためにね!みんなのためにやったんだよね!素晴らしい働きだよ!これでみんな安心して野菜切れるよ!」

・・・見守ってた女の子達も少しずつ野菜切りに参加しだした。

僕(ありがとうC子さん・・・僕のお腹もこれで早めに満たされる・・・)


その後バーベキューは楽しく進行し、小腹も満たされた後、僕はC子さんへお礼を言いに行きました。


僕「C子さん。あの空気の中で1番にお料理始めるの割と勇気いったでしょ?すごいなって思ったよ。しかも不得意な物を自分から切り開く姿勢は素晴らしいね!僕はお腹減っていたし、でも自分から始める勇気も無くって、とても助かりました!」

C子さん「あの牽制してる感じが、日本人って感じで嫌いなんだよね!料理できないけど、とりあえずやってみたら何とかなると思ったら自分が思ってたより上手くいかなかったね!w」

僕「いや、あの切り方は一番良いやつだから!おいしかったよ!」

・・・

そう、皆様お察しの通りこのC子さんが僕の今のお嫁さんです。

今日も鶏胸肉を使った美味しいお料理を出してくれました。

あんなに苦手だったお料理も、毎日頑張って作ってくれてメニューも増えて、味付けも上手になって、作る速さも上がったね。

あの時あなたが行動してくれて、失敗してくれて、本当に良かった。

これからもよろしくね!

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