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北海道の農家が農協に訴えられる~農家側には無罪証拠やまもり・農協側は証拠0【組織VS個人】

これは農家Sさんの支援者より詳細を聞き取り、あらゆる手を使って個人を潰そうとする組織JAめむろ農協の実態を拡散しようとするものです。

事の発端

十勝芽室町の農家がにんにくを出荷、選果を農協に依頼しトラブルとなった

にんにくは個人生産・出来高生産で、農協に出荷後にんにくの良し悪しでランク付けし(選果)、選果料・手数料を引き生産者にお金が渡る。
農協側は一日毎に生産者から出荷され選果し集計した伝票を残す。その積み上げが集計表。
生産者はその伝票を出荷ごとに控えなどをもらうことはないが、請求すれば閲覧可能、複写可能。

生産者のSさんは、出荷数と選果されたものの数字が合わずその事を農協に指摘するが、出来高が少ない理由はクズが出て製品にならないので廃棄したと伝えられる。廃棄した所を確認させてもらおうとしたらそれはバラして売ったと言ってきた。
廃棄分のにんにくをバラして売ったとなったら当然生産者には売上げは入らずそれは横領となる。
集計表や日報を請求し時間がかかったが出してきた。
Sさんはその廃棄して売った分の伝票を修正するよう求めた。
しかし農協側が提示してきた日報はでたらめで、まるで後から作ってきたかのような代物。

追求すると車一台ごとにバラしてやってたなど説明が辻褄が合わなくなっていき、にんにく生産組合の役員に現状を伝えると、役員はそんな事はできないしやってこなかったと証言。
そんなことでは出来高表も生産組合も信用できないと農協の理事・常勤役員に状況の調査を依頼するが、生産組合での他の選果が終わるまで待ってくれとの回答。

今すぐ現状を調べるように言っているのに終わってからとはこのままでは
農協の製品化したものの説明が信用できないため組合長と交渉し買取にしてもらうことに。

組合長との合意により農協から3000万余の支払いがあった。
しかし、この取引には必要な手続き書類が一切作られておらず、組合長の独断で農協側には買取の取り決めが通っていなかった。
当然理事会も通らず支払った分を返還するようSさんに申し入れてきた。
理事会を通す通さないは組合長の裁量次第。事後でそういう処理もできるがそれもやらずに。
Sさんは組合長との合意の上での支払いなので断った。

すると農協はJA北海道中央会の顧問弁護士を使いSさんを告訴

恐喝で3000万を不正利得したとの訴え

しかし準備裁判の蓋を開けると”恐喝”の部分は争点にしないとのこと。

仮払いなので返還するよう主張
仮払いなら規約を作成し生産者に提示する必要がある。
Sさんは買取で話がついていて、仮払いという説明も受けてないし必要書類も提示されていない伝票にも残っていないので返還に応じることはできないと主張。

農協側には確たる証拠がない。訴状には恐喝して支払わせた証拠も不当な買取という証拠も。

用心深いSさんは組合長や農協、元組合長との会話を全て録音していた。
それを証拠として提示すればSさんになんの非もないことは明らかであるが、
今度は裁判指揮がどうもおかしい。証拠の録音も被告側に不利な抜粋だし、
今後の裁判のスケジュールも裁判官より提示され両者合意したはずだが、
裁判記録を確認するとそのスケジュールさえ未定となっている。

裁判官忌避の申し立てもできるが、それでは裁判は長引く一方。
証拠がない農協は裁判を引き伸ばし、Sさん側の経営、経済的消耗を狙っているのではないかとも取れる

準備裁判で被告側の弁護士が、組合長との取引は法律上成立していて、不当利得にはあたらないと指摘。返還の必要はない。
不当利得であるならば訴えた側にそれを証明する義務があるとも指摘。
裁判官は原告側の弁護士に証明するように指示

そんな準備裁判が何度もあり普通裁判が11月20日に行われる

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