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「事故物件 恐い間取り」を見た。

「事故物件 恐い間取り」を見てきた。
もともと松原タニシさんやその周りの怪談に関わる人(例・北野誠さん、竹内義和さん、中山市朗先生、田中俊行さん、三木大雲和尚、西浦和也さん等)が好きなので、気晴らしに。
ネタバラシはしないけど、以下、個人的な感想を箇条書き。

・タニシさんが話していたエピソードのいくつかは映画に採用されていた。

・ロマンス要素は別に要らんかな、と。

・プロデューサー役の木下ほうかさんが北野誠さんのポジションか。

・2軒目の事故エピソードが特に悲しい。とともに、いつか自分もと思ってしまい、慌てて頭の中を手で振り払う。

・4軒目の物件が、私が住んでた東京の部屋に似てる。
あんなに広くないけど、古さとか雰囲気とか。ちなみに、都内の1Kで共益費込で5万円だった。特に告知はされなかったが、前の前の住人が、いや、もっと前の住人が…?
そういえば、アパートを引き払って不動産会社の人に鍵を返す際、
「やっぱりここ、嫌だったでしょ?」と言われた。それが、斜め下の迷惑な住人を意味していたのか、それとも…?
私は霊感がないので「え?いえいえ、仕事が無くなったので地元に帰るだけですよ」と言ったら、妙にほっとしていた。
知らぬが仏。

・後半に大暴れするボス幽霊が、拍子抜けするほど怖くなかった。洋モノホラーテイスト満載で、むしろ苦笑いしてしまった。

・なので、後半は心の中で「なんやそれ」とツッコミまくっていた。
笑ってしまった。

・亀梨和也さんによる、松原タニシさんの特徴をとらえた演技がうまいなと思った。
所々の関西弁のイントネーションは変だったが、いかにも冴えない中堅芸人っぽくて、普段のキラキラしたアイドルの亀梨さんっぽくなかった。
インタビューによると、撮影するに当たり、タニシさんと行動を共にして、仕草や特徴を盗んでいったという。

・オカルトコレクター兼子供部屋おじさんの田中俊行さんはどこに出てたんや??


悪くはないけど、怖さが物足りなかった。他人におすすめできるかと問われると、やや答えに窮する。
やっぱり、ひたすら救いがなくてロマンスもなくて後味の悪いホラーが好きだ。

それって、私の実生活やないか。わざわざ映画館に行かんでも。


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