スポーツウェア風の部屋着を来て、ランニングをしてみたら…|ラン、ラン、Run♪
光が眩しい10月のある日。
私のパートナーは休日6キロ近くを
ランニングしている。
帰ってくるなり全身から発信されるメッセージ。それは、、爽快感!
、、ま、眩しい。
対するある日の私は
ほんのり湿気を感じる部屋の中
ソファーに居座る汚泥だった。
窓から見えるは風にそよぐ緑。
「こっちへおいで」
と外が手招きをしてくれる。
行こう、外へ。
行こう、どこへ。
買い物、
の用はない。
お散歩。
目的なく歩きまわることへのわずかなハードル
結論
スポーツウェア風の物を来て
ランニングをしてみよう。
気がつくと、引き出しから
部屋着<スポーツウェア
っぽいものを選んで、そそくさそと着替え
鏡の前に立っていた。
案外いける!スポーツしている人に見える!
謎のポーズを鏡の前で決めこんで
私は走り出すことにした。
ザ・運動不足。
ノー運動部の経験。
準備運動もしないで
ドアの前から走り出す。
それでも、軽やかな風と目に飛び込む光
「気持ちいい」
独り言のようにつぶやく
300メートルほど走ったら息はもう切れている
道のど真ん中でUターンして家路を走る
速度を緩めることはしない
早まる鼓動と同時に気が付いたことは
移動手段の足労ではなく
走ることが目的になるだけで
生活拠点が【私のための場所】になる。
受け身で見ていた景色が一変して
主体となって立ち上がる感覚。
そしてスポーツウェア風の部屋着は
その出来事を実現することに
一役買ってくれていた。
大人の普段着ダッシュは
汗をかいて体感的に嫌なだけでなく
側から見ても、何かあったのか⁇
という見え方だってし兼ねない。
それを軽やかに飛び越えて、
道半ばでUターンしたり
ウロウロしてたとしても
違和感をもたらさない。
帰宅して、爆発しそうな心臓へ向けて
水をごくごくと流し込む。
思い立ったが吉日を現した
たった15分間の非日常。
それは、毎日見ている景色を変えてくれる
魔法の力を持っていた。
洋服ダンスにランニングウェア風の部屋着は
眠っていませんか?
日常が非日常へ変わる魔法を
あなたへバトンタッチ!
追伸、夜寝る前に左膝が痛んできたことは
ここではナイショのお話し。準備運動は大切に。