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小布施インキュベーションキャンプ(OIC)とは

OIC(Obuse Incubation Camp)は、
「対話と実践を通じて”社会の中で自分を生きる“ことを育む実験の場」です。

社会という現実の中で、自分自身の持つ本来の力を存分に解放し、人と共に創る。このことに向けて対話と実践を通じて探求します。

では、"社会の中で自分を生きる"とは、どういうことでしょうか。

以下に書くことは、わたしたちが描く、ひとつの世界観です。
人の本来の力が発揮され、その力が重なりあって共に創ることで、世界への最大の貢献を果たすことにつながるための、根底にある思いです。

一人が変われば世界は変わる

生きていると、ともすると社会の仕組みや制度、常識などの中で、自分の存在・影響力は大きくない、とるに足りないと捉えてしまうところがあるかもしれません。無意識に小さく見積もってしまうこともあるかもしれません。

しかし実際には、自分一人の行動やあり方は、世界に対して何らかの影響を及ぼしているとも言えます。

 ーーどんな自分であれ、自分が変われば世界は変わる。
このことを自覚する、ということは見方を変えると、
自分の持つ偉大さを引き受ける、ともいえるでしょう。

それぞれの本来の偉大さを引き受けるとしたら、
社会に適合・順応することや、自分ではない何者かになろうとすることではなく、
「自分自身を全うする」ことこそが、世界への最大の貢献になるのではないでしょうか。

その人の”命”は全うされることを待っている

人の命には、本来持っている"何か"があり、それは解放されて使われる(全うされる)ことを待っています。
しかし日常においては、それが解放されることを止めている"何か"があって、使い切られていないことも多くあります。

その止めている"何か”を解きほぐし、本来のその人の持っているものが解放されることこそが、「自分自身を全うする」こと、つまり世界への最大の貢献につながっていくと思うのです。

そうして、自分自身の本来持っているものが解放され、実践していくことを「自分を生きる」と私たちは捉えています。

対話を重ねて世界に接続する

しかし、自分を生きようとすると、周囲との軋轢や葛藤、対立、理解されないこと、受け入れてもらえないことも生じてきます。
独りよがりで生きていくことはできません。

「自分自身」を表現することによって起きるインパクトを真摯に受け取り、世界との対話を繰り返し、自分自身としての行動・あり方を探求し、世界に接続する方法を模索します。それは、事業という形かもしれませんし、人との関わりかもしれませんし、暮らしそのものかもしれません。

この探求はどこまでも終わることのない「道」のようなものです。

OICは、この「道」を対話と実践を通じて探求し、仲間と共に育み合う、実験の場所です。

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