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11月11日  Divestment 事業売却のコツ

今日のテキストは 『 #マネジメント -課題・責任・実践』 58章 多様性の管理 1974年版 下巻 571〜572ページより ↓↓↓↓↓↓

#11月11日  土曜日のランチタイムです。今日は一の酉ですね。

酉の市は日本各地の鷲神社(大鳥神社、大鷲神社、鷲神社=おおとりじんじゃ)の年中行事で、11月の酉の日ににぎやかな市がたつことから「酉の市」といい、「大酉祭」「お酉様」とも呼ばれています。縁起ものがたくさんついた縁起熊手が名物で、新年の開運招福、商売繁盛を願うお祭りとして親しまれています。

酉の市は江戸時代から続く行事で、その起源は、花又村(現在の東京都足立区)の大鷲神社にあるとされ、近隣の農民たちが、秋の収穫を祝って鷲大明神に鶏を奉納したのが始まりだといわれています。奉納された鶏は、祭りのあと浅草の浅草寺に運ばれ、観音堂で放たれたそうです。

その後、開運招福、商売繁盛を願う祭りになり、縁起熊手のほかにも八頭(里芋の一種)や黄金餅(粟餅)なども人気となって、正月を迎えるための最初の祭りとして定着しました。芭蕉の弟子である其角は、「春を待つ 事のはじめや 酉の市」と詠んでいます。

2023年の酉の市、一の酉、二の酉、三の酉はそれぞれいつ?

酉の市は11月の「酉の日」に行われますが、酉の日は12日ごとに巡ってくるため、11月に3度行われる年もあり、1度目を「一の酉」、2度目を「二の酉」、3度目を「三の酉」といいます。

「三の酉まである年は火事が多い」といわれており、火の用心につとめる風習もあります。これは、「宵に鳴かぬ鶏が鳴くと火事が出る」という言い伝えや、寒くなって火を使う機会が増えるため注意を呼びかける意味などがあるようです。

2023年は、一の酉……11月11日(土)
二の酉……11月23日(木)
三の酉……なし
となっています。

関東を中心に、各地で酉の市が開かれます。有名なのは下記ですが、関東ではこのほかにも30カ所以上で行われています。
・大鷲神社(東京都足立区) ※酉の市発祥の地とされています
・鷲神社 (東京都台東区) ※関東三大酉の市のひとつ
・花園神社 (東京都新宿区) ※関東三大酉の市のひとつ
・大國魂神社 (東京都府中市) ※関東三大酉の市のひとつ

https://allabout.co.jp/gm/gc/431785/ より

縁起熊手の時期ですわ。正月が近いことが改めて感じられます。
さて、今日の #ドラッカー365の金言  テーマは、
#Divestment (分離)
#事業売却のコツ

後継者不足につき売却する、という会社が後をたたないそうです。高齢オーナーが後継者を見つけられず、廃業、閉業。ノウハウは、高齢オーナーが墓場へ持っていくという、非常に勿体無いことです。それを売却するに相手がなかなか見つからない。そういう時、どうしたらいいか?ドラッカー先生の答えは次のとおりです。

事業売却は、販売の問題ではなくマーケティングの問題である。考えるべきは、何をいくらで売りたいかではなく、この事業は誰にとっていくらの価値があるかである。重要なことは、それを不可欠とする買い手、つまりその事業が最高の機会となる買い手を見つけることである。そのような買い手こそ、最高値で買ってくれる買い手である。

#あなたの組織にとって不可欠でない事業を探してください
#その事業を不可欠とする組織を探してください

売却は自分都合で考えるのではなく、「誰にとっていくらの価値があるか」というマーケティング思考で考えて実践すれば危うからずよ、と #ドラッカー 先生。


あなたが持っている事業を不可欠とする組織を探せば、最高の価格で買ってくれるぞ、という有難い助言です。

また、親会社が子会社売却しようにもできなかった際、子会社社員が親会社から資本金を買収して親会社グループから独立する、という組織もあるようです。これまで親会社からの無理難題を引き受けさせられてきたことから解放されて、自由闊達に経営できることから、独立後の経営が以前よりも良くなるところも少なくありません。

管理しない、されなくなった方が良くなるとは皮肉なものですが、それが自然なのでしょう。午後からも楽しんで!ごきげんよう!



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