営業要らずのマーケティング~答えのない時代の成功法
こんな困難な時代でも、どんな不況時でも
「頼むから売ってくれ」と言われる商いがある。
例えば、先日までのマスクや除菌用の石鹸など。
医療機関や介護施設が必要だったのに、
自治体が備蓄品まで外国に無償提供するという自治体の「失策」により、
県民、市民、病院の分がなくなり、社会的に大いに不足してしまったからだ。
転売屋がとんでもない価格で売りつけたが、
メルカリやヤフオクなどでも飛ぶように売れたことは記憶に新しい。
だから、はなから諦めてはいけない。
ドラッカー博士は、
「マーケティング」の狙いは、「販売」を不要なものにしてしまうことである。「マーケティング」の狙いは、顧客というものをよく知って理解し、製品(ないしはサービス)が顧客に「ぴったりと合って」、ひとりでに「売れてしまう」ようにすることである。理想的にいうと、「マーケティング」とは、その結果、顧客に購入の準備を整えさせてしまうことである。(「マネジメント」上 野田一夫監訳版 100頁より)
と説いた。
あなたの製品ないしはサービスが、
ひとりでに売れてしまうようにするには、
顧客(=社会)をよく知って理解し、何が求められていて、
社会の中で自分たちが提供できるものは何かを知ること、
それがマーケティングだと。
では、どうしたらいい?
答えはこうだ。
(下に続く)
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