見出し画像

【新聞部数縮小、斜陽に歯止めがかからない。新聞社はどうすべきか?】読売新聞667部、朝日新聞399万部、毎日187万部、産経100万部、日経170万部の衝撃。

実践マーケティングニュースです。
実務に使えるマーケティング・ニュース、Tipsを毎日配信。有料の価値あり、と読者の方から喜ばれています。

 データを元に、具体的な解決案を記した回は特に人気です。読者の方からのリクエストにも答えています。最近は、特に、感性の高い優れた女性経営者の方、癒しビジネスに携わる女性マーケッターの方々からご愛読頂いています。「こういうのが知りたかった」という声も頂戴し、励みになっています。

 発行主として本当に嬉しく思っています。ありがとうございます。マーケティングを知って、実践するだけで、あなたも成長できます。毎週木曜日、読者の方々との対話するFBライブも行なっています。月々わずかな金額であなたもビジネスサクセスを。ぜひご購読ください。

今日のマーケティングニュースのテーマは、「新聞部数減少止まらず、新聞はマーケティングでどう回復するか?」

 新聞発行部数減少は、昨日今日の話ではありません。
 日本新聞協会によれば、
2001年一般紙発行部数4756万部、スポーツ紙612万部
      ↓
2021年一般紙発行部数3066万部、スポーツ紙237万部

20年で、一般紙は1690万部、スポーツ紙は375万部も減少しました。

日本新聞協会資料より https://datastudio.google.com/u/0/reporting/6b97b0d1-62ad-4dd5-8028-8f9626601266/page/8YX8B より

既に10年以上前、2011年4月に、ネット広告費に新聞広告費は抜かれ、以降差が広がるばかりで、巻き返しできる気配すらありません。

https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20221002-00317718 より


 20年前から始まっていた広告業界の産業変化の結果が、より明確になってきた、まさにドラッカーがいう「今そこにある未来」。見ようとしなかった人は、立ち枯れていき、現実に立ち向かった人だけ、未来を創造していくという格言の通りです。

日本ABC協会が公表した2022年9月度のABC部数によると、朝日新聞は399万部となり、400万部の大台を割り込んだ。この1年間で62万部を失った。かつて読売「1000万部」、朝日「800万部」と言われていたが、「紙新聞の時代」の終わりを感じさせる。新聞が巨大ビジネスだった時代は幕を閉じた。今後、新聞産業はさらに縮小しそうだ。

一方、朝日のライバル紙である読売新聞のABC部数は667万部だった。前年同月比較で37万部減。さらに毎日新聞のABC部数は187万部、産経新聞は100万部、日経新聞は170万部だった。いずれの新聞も部数減が止まらない。
中央紙(朝日、読売、毎日、産経、日経)がこの1年間に減らした部数は、総計で134万部になる。これは東京新聞(38万部)が3.5社が消えたに等しい。

http://www.kokusyo.jp/abc部数検証/ より

「斜陽産業」となった新聞業界をV字回復させる起死回生策はあるのか?

あります。

ここから先は

4,057字 / 13画像
月888円の定期購読マガジンがオススメ。だいたい週5本は記事アップする予定だから1記事50円以下とコスパ最高。購読月の記事がすべて読み放題になります。過去月の記事は別途マガジン購入できます。 FBで読者限定の交流グループ用意しますから、話し足りない人は そちらでもどうぞ。

月888円の定期購読マガジンです。FBで読者限定の交流グループ用意して毎週木曜日の夜、FBビデオで対話の会で学びや悩みを実践に。米中激突、…

サポートもお願いします。取材費やテストマーケなどに活用させていただき、より良い内容にしていきます。ご協力感謝!