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12月24日 Human Existence in Tension 人間の実存


#12月24日  こんにちは。クリスマスイブの日曜日。
ランチタイムです。
今日の #ドラッカー365の金言 テーマは、
#Human_Existence_in_Tension (緊張の中の人間の存在)
#人間の実存
今日のテキストは1939年初版の『「経済人」の終わり』、『 #すでに起こった未来 』12章 #もう1人のキルケゴール  279〜283ページ 1994年版より。

今日の写真は、岩手県陸前高田の「鶴亀鮨」さんの小冊子。

仙台から陸前高田へ。最初のお店が営業してなくて、なんの気無しに向かったのがこちらの鶴亀鮨さん。上にぎり@2500円をいただく。

仙台で鮮度の高い魚介類を頂いている自分たちにとっても、ぐっとくる鮨の美味しさ。アワビなどの高級な🍣だけでなく、ガリもうまい。どこにも手抜きしてないことがわかる。

「なみだ巻」ってなに?ってところから会話が始まって、記念写真を撮って、復興支援の現状などを聞かせていただきながら、「楽しい寿司屋さんだなあ」ともてなしを楽しんで帰宅した。

帰宅後頂いた小冊子を読んで、さらに驚愕。大将の笑顔と美味しいお寿司の裏には、町を想う気持ちと哀しみが詰まっていることを知る。

天が鳴ったという巨大地震。そして、隣の寝たきりのばーさんに「危ないからどっか行こう、ここも危ない」と避難所を勧めるも、「どうしても行かない」というお婆さんを軽ワゴン車に積んで、市役所へ向かうものの、そこに「津波が防波堤越えた」って知らせで逃げ回って、高台にある中学校に。そこで「高田、町無くなったぞ!」と消防団長。鳴石の公民館に婆さんを下ろして、避難所生活。避難所では寿司屋さんだから、ということで、懸命に毎1000食の食事提供に奔走された様子。そして、借金返済のために、と決まっていた転職と家族とのはざまで悩んだ末、本当に大切なことは何か。震災を経験したからの結論。それは苦渋の結論でもありました。

巨大堤防を建てて、住民は仮設住宅から山間部へ自宅を移動し、ハードは揃ったのかもしれないが、巨額のローンを背負ったままではやっていけない。日々の暮らしは昼夜が分断され、高齢者の多い町から転出する人が後を立たないという。

山を削り、堤防ができただけでは、終わらない。背負っているのは何か。それは背負わされたものではないのか。東京で図面引いて、補助金つければ、はい、解決、という人たちには、地元で生きている人たちの声は不都合な現実。彼らの声は行政にも政治家にも届かない。

店の経営と町の(本当の)復興への道に
がんばってる大将をこれからも応援したい。


そうそう。鶴亀さんのお🍣は仙台に暮らし、都会以上に鮮度に敏感な僕らがびっくりするほどの「作品」。美味しいので、ぜひ行ってみてほしい。


上にぎり@2500円 美味しすぎてペロっといってしまいます。

長州力ではないけれど

「飛ぶぞ!」

メリークリスマス。

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