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現実をヒット作に変える企画者の視点 2月3日 The Management Revolution マネジメント革命

#2月3日 #壬辰 (みずのえ・たつ) 
今日は #節分 です。
#The_Management_Revolution
#マネジメント革命


本日のテキストは、「 #ポスト資本主義社会 」(1993年)より。前半部分は、1章 #資本主義から知識社会へ #知識の新しい意味  74〜84ページ、後半部分は、#マネジメント革命 87〜95ページ の部分です

既存の知識をどのように活用すれば成果を上げられるか、そのための知識を提供することが、実質的にマネジメントということになる。(Supplying knowledge to find out how existing knowledge can best be applied to produce results is, in effect, what we mean by management.)

ヒット作を生み出した企業の企画書を見ていると、つくづく、この #ドラッカー  が再三語ってきた「既存の知識をどのように活用すれば成果を上げられるか」をどの方々も真剣に考え、考え抜いた結果、成果を生み出しているのかがわかります。

「良い製品なのに売れない」を克服するためプレゼンや一旦は撤退が決定したサービスをV字回復させた企画書、女性だけのプロジェクト開発など、「ナニカ企画せよ」と問われたものの、固まってしまう開発者が多い中、現実を見据え、解決策としての自社製品・サービスをリアルにはめ込んで、見事ヒットに変えていく、その目の付け所、そして、開発者たちの情熱です。

例えば、今なら、電気代が上がって大変、という現実があります。それをただ、大変だ、と捉えるのではなく、「ビジネスの機会だ」と捉え直して眺めると、あっ!と気づくことがあるかも。考えていきましょう。

こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。あなたのビジネスヒントが生まれたらと思います。


#今日において重要なのは肉体労働者でない人たちの生産性である

 1881年、アメリカ人フレデリック・ウィンスロー・テイラー(1856~1915年)が肉体労働者の仕事の研究、分析、組み立てに知識を適用した。そこから生産性革命が起こった。生産性革命は成果をあげた。その結果、今日では非肉体労働者の生産性が問題となった。知識に知識を適用することが必要となった。
 そして今日、いかなる知識が必要か、その知識は可能か、知識を意味あるものにするには何が必要かを明らかにするために、知識は意識的かつ体系的に適用されるようになった。すなわち、知識は体系的なイノベーションに使われるようになった。この知識の知識への適用の段階がマネジメント革命である。つまるところ、成果を生むために既存の知識をいかに適用するかを知るための知識がマネジメントである。

(『ポスト資本主義社会』)

ACTION POINT
#あなたはどのような成果を生むことを期待されていますか
#成果を生むために止めなければならない活動を3つあげてください

#ドラッカー365の金言

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