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受注を増やすには?誰もが使ってるシンプルでうまくいくやり方 1月13日 Management and the Liberal Arts 一般教養としてのマネジメント

#1月13日  土曜日のランチタイムになりました。
今週もお疲れ様です。

今日の #ドラッカー365の金言 テーマは
#Management_and_the_Liberal_Arts (マネジメントと一般教養) 
#一般教養としてのマネジメント

今日のテキストは『 #新しい現実 』 1989年版 15章 #社会的機能および一般教養としてのマネジメント  335ページより。


経営者たるもの、一般教養も学んでおいた方がいいよ、というお話です。学者の方はお怒りのことが多いのですが、ゴルフ場で仕事が決まるとは、よくある話。いい悪いじゃないんですよ。そういうもの。多くの場合、人は、接触頻度が高い人に頼むし、そこにいる人に相談するものです。

それを知ってるからでしょう、今はどうか知りませんが、かつて自分も営業マン時代は四六時中、客先に屯ってました。お客さんには「君には用事ないから」とか言われつつも、「ちょっとお茶しましょうよ」と連れ出して、タバコ吸いながら、休憩しながら、休憩所で、ぐちやらなんやら話を聞く。それが仕事だったんです。介護の現場でも老人の話を聞くのが仕事と言いますが、似たようなもの。介護と違うのは、介護は話を聞いて世話するのが仕事ですが、営業はそこから商談を見つけること。で、話聞いてれば、そのうちに「あれってなんとかならない?」みたいな依頼ごとが出てくる。それを拾ううちに、信頼が生まれて、大きな案件を指名案件で任されたりしたもんです。

確かに、1日1日の生産性、という点では、低かったでしょう。ですが、でかい案件が降って来た時の獲得率は高かったため、1年トータルとか3年で見たら、そこそこの数字になっていたってことが何度もあります。

今や、セキュリティも厳しくなり、そんな「昭和な」仕事のやり方じゃ、オケラ続きってことになるかも。

でも、「四六時中担当するクライアント企業先に居る」という作戦は、悪くない、と思ってます。保守や保全といった仕事など、結局は、接触頻度に優る側が受注するからです。これは、単なる経験則じゃない、広告の接触頻度と広告主の信頼度との関係からも類推できる、科学的に証明される事実です。

例えば、あなたも、スーパーでパスタを選ぶ際、耳馴染みのブランドの方をついつい選んでしまいませんか?

それと同じことなんですね。

だからでしょう。新人入ったら、お得意先の担当として、クライアント先に常駐させておくわけです。仕事なんてわからなくても、そこに居ればいい。居るだけでいいんです。居れば、相談される。相談された時に、自分の手に負えないな、と思ったら、即上司に相談する。そんな人物は非常に有益なのです。

かつてのような飛び込み営業させても辞めてしまうだけです。得意先に常駐させておく。そこで、ゲームやっててもいい。相談されるような雰囲気だけ保っててくれればいいし、客先から「掃除手伝って」と頼まれたら、「喜んで!」と手伝って、可愛がってもらう。お局さんからいじってもらえる、そんな人物がいいのです。そうしているうちに、ある時から、仕事の話が持ち込まれる。それを、昭和な企業は知ってたのです。

だけど、なんもしなくていいから、と言いつつも、会話もしないのは、辛いもんです。そん時に必要なのが、一般教養とか時事ニュースとか天気やちょっとした蘊蓄。毎回気の利いたことが言えなくても、多少もの知ってるかどうかってのは、頼り甲斐と通底するからね。

#マネジメントとは一般教養である
#自らの成長を人文科学や社会科学の学習によってはかるためにどのような計画をもっていますか
#まだならば今日そのような計画を立ててください

ということで、本を読んだり、知らなかったことを学んだり、楽器できたり、登山とか、楽しめることをやっておくのは、人生のプラスになりますね。今日もお願いします。

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