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あなたの事業の目的と使命を定義せよ。 2月27日 Defining Business Purpose and Mission 自らの事業を知る

2月27日 火曜日のランチタイムです。
今日の #ドラッカー365の金言 テーマは、
#Defining_Business_Purpose_and_Mission
#自らの事業を知る

 今日のテキストは、名著『 #マネジメント 』より。1973年版では、上巻>第7章 #企業の目的と使命 >「 #われわれの事業は何か 」は、 #自明のことではない〜異論が必要〜 「意見」ではなく「方法」を (122〜126ページ)からの引用です。↓↓↓↓


「我々の事業は何か。また、どうあるべきなのか」が問われなければならない。

(同書、118ページ)

 ちょうど、新年度以降の計画を策定中です。昨日までの仕事が今日は無くなっています。常に「自分の事業は何か。どうあるべきか」を自問して、展開しないと、お客さんの需要に応えることはできなくなります。

 この時に、多くの企業が勘違いするのは、戦略ピラミッドの最下部に位置する技術=製品やサービス に磨きをかけていることです。

 日本の多くの企業は、最下部の技術=製品やサービスを磨いています。だから、製品もサービスもとても洗練されて素晴らしいものばかりです。
 しかし、そこには世界観がありません。そして、世界観がないから、常に新製品を出し続けなくては、と製品開発に力を注いでいます。確かに、イノベーション力は他の追随を許さないほどです。しかし、そこに留まっているからこそ、魅力がありません。そして、飽きられてしまうから、値下げを繰り返し、より魅力を失わせていることに気がついていません。

https://note.com/dialogjapan/n/n9b93ad617021 より

どんな未来を描きたいのか。
そして、その未来の中で、我が社はどのように役に立つのか。

この質問に応えるためには、世界観が必要です。

#重要なことは自らの事業は何かを知ることである
#今週は毎日1人の顧客から話を聞いてください
#あなたの組織をどう見ているか何を求めているかを聞いてください
#そして事業の目的を定義し直してください

MBAを持った優秀な経営陣が経営する大企業がシェアNo1企業だったとしても、ゲリラ企業のようなベンチャーにがむしゃらに向かってこられるとガタガタになり、パニックになって、怯むものです。

例えば、PayPay。あっという間にQRコード決済、スマホ決済市場を席巻しました。

かつてモデムを駅前で配ってプロバイダー事業を急速に成功させたがむしゃらさで、「そんなことやってバカじゃないの?!」と冷ややかな金融業界を尻目に、圧倒的にシェアを確保。その後、幾度となくピンチを迎えるものの先進性で行動し続けて成功しています。彼らの世界観は、「攻撃は最大の防御」と言ったところでしょうか。

のんびりしてる日本企業は、バイタリティ溢れる野武士のような集団にやられてしまいます。少子化だ、なんだ、と理由つけて、やらなければ、市場シェアを失うばかりです。逆境を乗り越えるための力を培って、戦略的に、がむしゃらにやってみると、いい目が出るかもしれません。

今日もやっていきましょう。

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