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2022年12月旅日記 2日目(立石寺、銀山温泉)

1日目の続き。

立石寺

この日も朝早く起きて、朝7時から出発。
目的地は宮城と山形の間にある立石寺、通称山寺。
1時間に一本あるかないかの電車に揺られ寒い中向かうのはけっこうツラかったけど、窓からの景色は雪国に来た!という感じで、関東住みには感動しました。

そうして1時間半ほどで山寺駅に到着。
仙台あたりは積もってなかったけど、この辺りは雪ですっかり真っ白になってました。

駅から撮影。中央右にある小さな木造建築が目的地

駅のロッカーに荷物を預け、靴にはアイゼン、手には杖を持って立石寺の方へ行進。

入ってすぐの芭蕉さんと曽良さんにご挨拶し、

門の近くで居眠りしていた守衛さんにも挨拶をして、

いよいよ雪中登山へ。
朝一番に訪問したお陰で辺りに人影はなく、道も白いまま……。
故に、素晴らしい雪景色を堪能できました。
やはり、早起きは三文の徳。

千段ほどの階段の上に雪。アイスバーンな所も多々あって登るのは大変だったけども、困難な道ほど徳が貯まってるはずだと信じて30分ほど登った頃、ようやく頂上付近へと到達。

付近をうろちょろしつつも展望台へと。

雪を掻き分けながら、いよいよ展望台へ。
当然のように人は居ないので、一番乗りで独占状態!

そして、そこからの景色は圧巻の一言でした。
雪と影で描かれた世界は墨絵のよう。

他の人が来るまで展望を楽しんだあとは上まで登りきり、お寺に挨拶して再び長い階段を降りました。

最後に、電車が来るまでの間に近くのお店で名物の玉こんにゃくを。
朝から運動した身体に染み入るほど美味しかったです。


銀山温泉

立石寺の次は山形県で雪が降ったら行きたい場所1位の銀山温泉へ!!

……と、その前に山形駅へ。
というのも、銀山温泉の旅館の予約が取れず、山形駅付近で宿泊することになったので荷物を一旦預けたかったのと、銀山温泉最寄りの大石田駅は、山寺駅から鈍行で向かうより山形駅から新幹線で向かった方が早く着くため。
ただ、早くなると言っても数分の話。それでも新幹線で行くのがベストだと考えてました。

その理由が銀山温泉行きバスの少なさ。
12時35分のバスを逃すと、次は14時のバスになり、しかもバスの定員はそこまで多くないので、少しでも乗り損なうリスクを下げるのが目的。

新幹線は時刻通り12時20分に大石田駅到着し、そこからバス停までダッシュ!
なんとか前に十数人並んでる状態でバス待ち待機に成功!!
バスも滞りなくやってきて問題なく乗れた上に、銀山温泉まで座ることもできて万々歳。

12時28分大石田駅着の鈍行電車でやってきた人達はギリギリ立って乗れたか、乗り損ねて置いてけぼりになっていた様子。
可哀想だったけど、こればかりは譲れない…。

そうしてバスは銀山温泉へと出発すること1時間ほど。
念願の雪化粧銀山温泉に到着。
しっかりと積もっていて見事な景色でした。

何はともあれ、まずは温泉。
と言っても銀山温泉は日帰り温泉が少なく、午後2時前近くとなれば入れるのは、しろがね湯一択。。(もう少し日帰り入浴施設が欲しい…)
それでも入れないよりはウンとマシで、熱めの湯船は身体が生き返る思いになりました。

お風呂を上がった後は暗くなるまで周辺を散策。
ノスタルジックな街中を見てまわって土産を買ったり、雪の芸術を見たり。

川中に浮かぶ雪見だいふく
曲がる氷柱

それでも時間が余るので、飲食店で軽く呑んで緩やかを堪能。

そうして16時を過ぎる頃にはくらくなりはじめて、段々とより良い雰囲気になってきました。

そして、17時を過ぎればノスタルジック感がMAXに……。

全方位ノスタルジック包囲網という感じで、大正浪漫をしっかりと補給することができ、満足しながら山形駅へと戻りました。
(ただ、欲を言えばやっぱり泊まりたかったなぁ……)

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