見出し画像

【就活支援】家族からの呪縛に気づく

学生就活支援でのカウンセリング

ある女性からの相談
多くの学生から社会人になるときに
「何をしていいのかわからない。」
「自分が何に向いているのかわからない」など
将来の進路について迷いながら相談されることが多い。

働いたことのない学生は当然
親や兄や姉のアドバイスを受ける
今の時期は、コロナ禍ということもあり
民間の企業ではなく、親から周囲から
「公務員になりなさい。安定した大手」といわれる学生が多い。

そんな彼女のACS個性診断の結果を見たときに
彼女はどこに行っても、何をしても仕事をしっかりと
こなしてゆくけるバランスのある素敵な人材。
当然、やりたいこと、チャレンジしたいこともありそうだ。

家族からの呪縛

しかし、自立性というところが低いため
周囲の意見に影響されていた。

得に身内や好きな人に言われることに対して
押し切って自分の意見が言えなくなるのだ。

私は
「S子さんは、本当は、自分でやりたいことをや
好きなことができるのに、周囲の影響を受けていませんか?」
「今までも、やりたいことなどを我慢してませんでしたか?」

と言うと、表情が変わりました。

さらに私が
「就職は最終的には自分で決める。働くのはS子さんだから、
毎日つまならい思って仕事をするのか。
日々、自分が好きとかやりたいと思ったことに対して
熱意をもって取り組むことができるのか。大事なことですよ」

結果、つまならい。自分に合わないと思ったときには
きっと続かないで、辞めてしまうこともあります。
でも、自分が選択した仕事は、頑張る気持ちも強く
たとえ転職しても納得度が違うと思うのです。

そのとき、彼女の目から涙がこぼれた。

私は「ごめんね。泣かすつもりじゃなかったの。診断結果を
見てそう感じたから・・・」

彼女は
「いいえ、私すごく薄々感じてたんです。
昔から、そう言えば、そうだった。何かしようとしても
両親や姉からの指示を守らないと不機嫌になる。
この前も、姉から就職のことを言われ、あれはダメだとか、
これがいいとか言われ、私の意見が言えなくなってしまって・・・」
私は
「そうなんですね。辛かったですね。お姉さんも心配して
悪気なくあなたを守りたくて言われたことだと思いますよ」

「でも、ここはあなたが、本当に自分の人生を切り開く第一歩
本当にやりたいことや好きなことは何かを考えてきてね。」と
行って、この相談は終わった。

彼女の表情は、晴れやかになっていた
意思ある選択をすることが大切だと知ったから。

青空とマーガレット

でもきっとまた迷いながら相談にくるのだろう。

家族との関わりは切れない。それは宿命
でも運命は自分で切り開く
これから。

就活支援のお仕事ページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/dh-support03




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?