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クロスバイクで十和田湖一周

自転車で十和田湖の展望台巡り&湖一周してきました!

素晴らしい景色を楽しめたのですが、思いつきで決行しただけに反省点もあったのでnoteにまとめておきます。

サイクリングコース概要
・十和田湖一周コースは約45km
・もっとも標高が高い御鼻部山は1011m。湖面の標高が400mなので、標高差は約600m。
・時計回りの方が、坂は楽。(あくまでも時計回り/反時計回りでの比較)
・自販機などがあるのは、子ノ口、休屋、滝ノ沢手前のロッジ「レークサイド山の家」くらいなので注意。

休屋〜発荷峠展望台、紫明亭展望台 ※寄り道

休屋からは和井内の交差点を左折し、約8kmの道のりです。当たり前なのだけど、後半はヒルクライムになります。標高は631m。
展望台に向かわず、湖を一周する場合は和井内の交差点を直進すればOK。

朝7時50分ころに宿を出て、途中で写真を撮りつつ、1時間程度で発荷峠展望台に到着。景色を堪能した後、紫明亭展望台に移動しました。

発荷峠展望台と、紫明亭展望台は1km程度の距離にあり、標高もほとんど一緒です。紫明亭は樹木が育ちすぎて視界が悪くなっているので、発荷峠のほうがよい眺めでした。

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<発荷峠展望台>
・自販機、トイレ、駐車場あり。
・展望台はしっかりした建屋で、屋上から湖を眺める感じです。据付の双眼鏡もあり。
・2020年8月25日時点でレストランは休みでした。

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<紫明亭展望台>
・駐車場あり。
・展望台はしっかりしたコンクリ作りです。
・過去の写真と比較すると特に左手の樹木が成長著しく、少し眺めは狭くなっている感じです。

実は展望台を見て終わりにするつもりだったのですが、良い景色を見て十和田湖一周を思い立ち、行動に移すことにしました。
距離と標高差は見ていたのですが、特に標高差について認識が甘かったです。関東平野での同じ距離とは全く訳が違いました…。

発荷峠展望台、紫明亭展望台〜御鼻部山展望台

御鼻部山は十和田湖を囲む山の中で、最も標高が高く1011mです。


紫明亭展望台からは、約24kmの道のり。一度、湖沿いの国道454号まで降りてから向かうので、標高差約600mを登ることになります。

個人的な反省点としては、標高差をなめてました…。
あと、補給大事。
発荷峠展望台の自販機で麦茶のペットボトルを買っていたのですが、糖分が必要でした。

紫明亭から御鼻部山に向かう途中で、最後の自販機はちょうど中間あたりにある滝ノ沢手前のロッジ「レークサイド山の家」管理棟前のもののようです。ここをスルーしてしまったのですが、以降の滝ノ沢〜御鼻部山の坂道がかなり辛くなるため、補給しておいた方がよかったです。

滝ノ沢〜御鼻部山は坂道続きです。

山中の道路を走るため湖面も見えなくなってしまうのですが、かわりに沢の音が聞こえてきます。

しかし、実際の走行では坂道に加えて直に日差しが当たる部分があることで、体力がみるみる削がれていく感じでした。

さらに日差し以上に辛かったのは虫だったかもしれません。アブか蠅のような小さな羽虫がなぜか寄ってきて、ずっと耳元や目の前を飛び回るため、かなり鬱陶しかったです。
虫が苦手というわけではないのですが、目の前を飛ばれるのは邪魔なので追い払わざるを得ず、そうするとハンドルから手を離すのでスピードが落ちてしまい、さらに寄ってこられてスピードがさらに落ちるという悪循環を繰り返しました。

おかげでさすがに途中でへばってしまい、自転車を漕ぐ気力もなくなる感じになってしまいました。
朝食は軽くシリアルを口にしただけだったこともあり、ハンガーノックをちょっとだけ疑いつつ、休憩しながら3時間かけて到着しました。

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御鼻部山展望台からの眺めは登ってきた甲斐があるものでした。
居合わせた地元の方によると、霞も少なく見渡せるのはかなりラッキーだそう!

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ただ、サイクリストにとって残念なことに、この展望台は駐車場とトイレはあるのですが、自販機ないのですね…。トイレも汲み取り式で、水道が来ていないので、水分の補給すらできません。

<御鼻部山展望台>
・トイレあり(汲み取り式)、手洗い場なし
・駐車場あり
・自販機なし

御鼻部山展望台〜子ノ口

11kmのダウンヒルです。
ハンドル操作とブレーキをかける握力さえあれば、自重だけで子ノ口までたどり着けます。
ただし、カーブが多いのと、ロードサイドが崖になっている部分があるので気は抜けません。車も多少は通ります。それでも木漏れ日の中を一気に駆け下るのは爽快でした!

車で御鼻部山まで連れて行ってもらい、子ノ口まで自転車なんてことができたら良いアクティビティになるかもしれません。ただ、このルートは湖からは少し離れているので、湖面を望むことはできないのが残念です。

御鼻部山でかなりゆっくり休んだのですが、だいぶ疲れも出ていたので助かりました。

子ノ口〜休屋

子ノ口から休屋までは、およそ9kmです。ほとんど平坦なのですが、宇樽部トンネルの手前(子ノ口側)にある約1.5km、標高差 約80mの坂道がハードです。ここにも日陰がなく、かなり辛いです。

実は、この日はここを遊覧船でショートカットしました。

子ノ口〜休屋の遊覧船(片道)は1470円。荷物運搬料として300円を追加で払うことで、自転車を積み込んでもらうことができます。

結果、十和田湖にまつわる伝説や、走ってきた地形の見所などをあらためて解説してもらうことができて大正解でした。

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山間部が辛いですが路面の状態は良く、きちんと準備をしていけば自然を楽しみながら走ることができます。

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