〜ワインテイスティングノートP.14〜Aristea MCC Blanc 2016
産地 Western Cape/South Africa
品種 Chardonnay Pinot Noir
容量 750ml
アルコール度数 12.0%未満
希望小売価格 ¥4730(税込)
早朝の涼しい時間に収穫。ゆっくりと優しく全房でプレス。一番搾りとベストなジュースのみ使用。発酵後、マロラクティック発酵を経て、ベースとなるワインが完成。一部のシャルドネは樽で熟成。全てのワインをブレンドして瓶詰し、2次発酵。瓶内で最低3年熟成。生産量4200本。フレッシュな柑橘類、リンゴ、イースト香、ビスケットなどの香り。活き活きとした豊かな酸味は最初から最後まで続く。細やかで上品、優しいムースのような美しい泡が長く続き、かつ複雑で深みもある。しっかりしたボディとクラシックでエレガントなスタイル。
南アフリカのMCC(瓶内二次発酵)スパークリングとしては素晴らしい1本。
マシュー曰く、デカンター誌のライターに「まるで若いクリュッグのよう」と評されたと。生ハム、カルパッチョなどの前菜に、また、シーフード、レモンソース、クリームソースなどのメイン料理に、イチゴと一緒にデザートに多彩に対応できる。 各品種ごとに西ケープ州のベストな畑、ベストなブロック、ベストなウネのブドウをリサーチし、個別に契約してブドウを購入。
(データは通販サイトより抜粋)(写真はDiscover south africa challenge2021にて)
以下分析。
1.前提
提供温度は8℃程度。
抜栓は当日。
2.外観
やや淡いイエロー。
3.香り
柑橘のフレッシュな香りとリンゴ。
ライトな樽からのビスケット香。
4.味わい
きめ細かいクリーミーな泡とりんご酸、乳酸などフレッシュなフルーツの酸味が一体となって口に広がります。
樽のニュアンスはほどほどで残糖も嫌味なくバランスの良いスパークリング。
5.楽しみ方の提案
料理とのマリアージュ
提供温度8〜10℃
クロワッサンとスクランブルエッグのプレートランチ
提供温度それ以上
クリーミーなフレッシュチーズ
カニと柑橘フルーツを使ったサラダ
6.雑談(感想)
僕が南アフリカワインに注目するきっかけとなった以前の職場での取引先のマスダさんのワイン。
リーズナブルなワインからプレミアムワインまで幅広く取扱があり、且つどれもクオリティが高いです。
ここから連続してマスダ酸のワインをテイスティングしていきます。
ちなみにこのワイン、お食事のマリアージュでは軽めの食事が浮かびましたが
ブランドはさておき味のクオリティはレストランのディナータイムでも十分扱いやすいアイテムだと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
山田正道
シェフ、ソムリエ、SAKE Diploma、出張料理人として活動。
現在は主に西麻布の紹介制のBARとオンラインワインショップを運営しています。
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