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簡単にコミュニケーション力をつけるには

みとひとみです💓

私の職業は歯科衛生士なのですが、コミュニケーションの仕方はその方によって変えます!って当たり前なんですけど、結構難しいですよね。


歯科衛生士の業務内容のひとつに、メンテナンス(歯石取りなどを含めた虫歯チェックやお口の中をキレイにさせていただくもの)があります。
クリニックによって、メンテナンスに費やす時間は違いますが、15分から長くて1時間は患者様と歯科衛生士の2人きりの時間です。
私にとってメンテナンスの時間は、患者様と距離を縮めるチャンスの時間です。
(変な意味じゃないですよ!(笑))


メンテナンスは、虫歯の治療などとは違い、患者様には100%の安心のもとで処置を受けていただきたいと思っています(施術と言っても良いかもしれませんか、歯科衛生士の業務内容として"歯科予防処置"という言葉があるので、あえて処置という言葉を使います)。
患者様に安心ないしリラックスして処置を受けていただくために、"声かけ"も大切にしています。
ただ、全ての患者様に同じ声かけをしていてはいけないと思います。患者様に合った声かけを意識しています。

「今日寒いですよねー!」
「今日はお休みですか?」
ではダメですよね。
「そうですー。」
と言われてしまったら話は途切れます。

コミュニケーションは何度も繰り返し行うことで鍛えられていくことであって、一往復で終わることはできません。

私が患者様と会話をする中で意識していることは、

患者様をみることです。


言い方を変えると、観察する、かもしれません。
この言葉が正しいか良くないかは別として、私にとってはとても大切なことだと思っています。

ひとつの例で言うと、
50代の男性でスーツを着ていらっしゃる方が患者様だとすると、私はまず患者様の服装、持ち物を見ます。
持ち物は患者様を表します。好きなもの、気に入ってるもの、どなたかからいただいたもの、などに包まれているものです。

「赤のネクタイ、お似合いですね。ご自分で買われたんですか?」
「マスクおしゃれな柄ですね!手作りですか?(最近は手作りの物などをつけていらっしゃる方も多いです)」
「お仕事帰りですか?お忙しい中来てくださってありがとうございます」
などなど。

ネクタイやマスクは、男性は自分で買う方もいらっしゃいますが、奥様やお子さんからもらった、と答える方もいらっしゃいます。そこから奥様やお子さんのお話に広げていくことができます。
お子さんの話などは、普段無愛想でいらっしゃる方でも、急に笑顔でお話ししてくださる方も多いので、広げやすいと思います。
ご自身で買われた場合でも、どこで?など話を広げられますし、"赤いネクタイ"など色に絡めると、自分の好きな色、などと自分の話から広げる事もできるのでおすすめです!
また、スーツであると、仕事帰りまたは仕事中抜けてこられた方、これから仕事、という方もいらっしゃいます。そのときに合わせて、わざわざ来てくださったことの感謝を伝え、お急ぎではないか?など質問をして、時間をも意識しつつの会話をしていく必要があると思います。
また別の機会で、こういう方にはこうしたら良いのでは?ということも記していきたいと思います。



また、どうしても難しい!コミュニケーションをとるために話題を作ることができない!という方は、

木戸に立ちかけし衣食住

と言う言葉があります。

キ…気候
ド…道楽(趣味、テレビ、映画、スポーツ)
ニ…ニュース
タ…旅
チ…知人
カ…家族
ケ…健康
シ…仕事
衣…ファッション
食…グルメ
住…住まい、暮らし、家

とても有名な言葉ですが、年代世代に合わせたものを選ぶことによってコミュニケーションのきっかけ作りは、グッと簡単になります。

コミュニケーションは会話です。相手がいてこそです。コロナ禍でもあり、会話ばかりを重視はできませんが、これからも大切にしていきたいものです。


次回は、怒られてしまったときの私の対処法(?)のようなものを記していきたいと思います。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました😊



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