見出し画像

【お魚豆知識#2】魚のタテ縞・ヨコ縞ってどうやって見分けるの?

生き物の中には、縞模様をもつ生き物って意外と多いよね〜

縞模様の生き物と聞いて、真っ先に思いつくのはシマウマ!!

画像4
シマウマ

このシマウマの縞模様はタテ縞・ヨコ縞、どちらだろうか?

実はシマウマの縞模様は動物学上、ヨコ縞に分類されている。写真だけを見るとタテ縞に見えてしまうが、逆だったりするのだ。

● 魚の縞模様はどちらがタテ?ヨコ?

シマウマ同様に、色々な縞模様をもつ生き物にタテ縞・ヨコ縞論争がある。今回は魚におけるタテ縞・ヨコ縞の見分け方を紹介しよう。

今回、例として紹介する魚はこの2匹!

画像3
カゴカキダイ
黄色と黒の綺麗な縞模様をもつ。
画像3
ネジリンボウ
テッポウエビと共生しているハゼの仲間。

どちらも縞模様をもつ典型的な魚たち♪

上はカゴカキダイ、下はネジリンボウという名前をもつ魚で、日本近海にも普通に生息する種類だ。

この二匹は私が伊豆半島でダイビングをした時に、撮影した子たちでもある。

では、このカゴカキダイとネジリンボウ。どちらがタテ縞で、どちらがヨコ縞なのだろうか?

●竹島水族館が回答を掲載

魚のタテ縞ヨコ縞論争。この問題に愛知県蒲郡にある竹島水族館が答えている!

画像3
魚のタテ縞ヨコ縞論争
縞模様の方向は魚を立てた状態で考える。

これは、水族館の館内に掲げられていた説明書きだ。魚の縞模様の、タテヨコは魚を立てて考えるらしい。

この考えでカゴカキダイとネジリンボウをみると
 カゴカキダイはタテ縞
 ネジリンボウはヨコ縞
ということだ!!

魚のタテ縞ヨコ縞論争。水族館やスーパーなどで縞模様の魚を見かけた際は考えてみると、面白いかもしれない。

※竹島水族館は非常に楽しい水族館なので、是非訪れて見てください!!!

************<以下勝手な意見>*************

竹島水族館では、タテ縞ヨコ縞論争の由来について「諸説あり」としているが、私は釣り人起源説が、一番ありそうだな〜と思っている。

それは「釣り人が魚を釣ったとき、釣り針に引っかかって地上に上がってきた魚は、全て縦方向を向いて上がってくるから」っという理由だ!

あるかな〜?

*********************************************


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?