見出し画像

【プレミア 第27節】ノッティンガム・フォレスト×リヴァプール

イングランド プレミアリーグ 第27節
ノッティンガム・フォレスト × リヴァプールの試合を視聴した。

現在、プレミアリーグの首位にいるリヴァプールと、降格争いを戦うノッティンガムの試合。どちらにとっても負けられない試合となっていた。

怪我の影響が心配される日本代表の遠藤航選手はベンチスタートとなり、後半15分からの出場となっている。

1. スタメン

ノッティンガム・フォレスト スタメン

ホームのノッティンガム・フォレストは前節から少しメンバーを入れ替えてきた。

特に注目すべきポイントは、オリギが1トップに入ったことだ。
これまで、1トップのポジションはアウォニが務めることが多かったけど、今日はベンチ登録となっている。
(ただ、オリギが1トップだったのは試合の序盤のみで、ほとんどの時間はオリギとエランガの位置が逆になっていた。)

ノッティンガムは中盤のオドイ、ホワイト、エランガの3人が鋭く、この試合でも大きな存在感を放っていた。

リヴァプール スタメン

アウェイのリヴァプールは、主力選手の怪我人に悩まされている。
この試合ではヌニェス、遠藤、ソボスライがベンチに戻ってきたものの、サラーやアーノルド、ジョタ、アリソンなどは以前離脱中だ。

この試合のスタメンは怪我人の影響を大きく感じさせるものだった。

本来遠藤が務める中盤の底は、DFのジョー・ゴメスが担当した。また、中盤の一角には19歳のクラークがスタメンとなった。

サラーやヌニェスが離脱していた攻撃陣には、ガクポやエリオットがスタメンとなった。

2. 試合経過

試合は序盤からリバプールがポゼッション、ノッティンガムがカウンター狙いの構図となる。

リヴァプールは中盤と前線 + ブラッドリーが流動的に動き、ボールを動かしながら、ノッティンガムの守備の隙を狙っていた。

対するノッティンガムはDFのムリーリョを中心にリヴァプールの攻撃を跳ね返し、前線の4人(エランガ、オリギ、オドイ、ホワイト)がスピードでゴールを狙っていた。

最初の決定機はノッティンガムに訪れる。前半23分、オリギのパスからエランガがGKと1対1の状況となったが、エランガのシュートはGKのケーハーに阻まれた。

リヴァプールは試合を70%以上のポゼッションを記録したが、中々試合のペースを握れず、試合はこう着状態のまま進んでいく。

試合の雰囲気が変わったのは、後半15分にヌニェスと遠藤が投入されてからだった。

前線で体の張れるヌニェスと中盤の底で相手の攻撃をシャットアウトできる遠藤が入ったことで、じわじわとリヴァプールがノッティンガムのゴールを脅かすようになっていった。

そして後半ロスタイム、リヴァプールMFマクアリスタのクロスから、ヌニェスがヘディングでゴールに流し込み、リヴァプールが待望の先制点を手にする。

ほぼラストプレーの時間帯だった。

この値千金のゴールで、リヴァプールが1-0の勝利を記録した。

3. 気になった選手

ムリーリョ (ノッティンガム・フォレスト 40番)

「えっ、まだ21歳!?21歳なの!?!?」
というのが率直な感想です。

非常に風格があって、守備も非常に強かった。今季加入してから10月, 11月, 1月のクラブ月間MVPを獲得するのも頷けるプレーだったね。

「これは、ビッククラブが黙ってないな〜」と思わされるプレーでした。

ダルウィン・ヌニェス (リヴァプール 9番)

怪我から復帰したばかりのヌニェスは大仕事をしたね。

引き分け濃厚の試合において、最後のチャンスでゴールをもぎ取るのは、ストライカーだなと感じた。

遠藤と一緒に途中出場で入ってから、明らかにリヴァプール優勢の雰囲気になったので、やはりリヴァプールにとって欠かせない選手になっている印象だった。

4. 試合総括

試合スタッツ

ノッティンガム・フォレストにとっては厳しい結果となってしまった。
後半途中までリヴァプールの攻撃を跳ね返し、カウンターを狙う戦術が上手くハマってただけに、悔しい敗戦だね。

一方で、リヴァプールは、攻撃が停滞し苦しかった試合の中で、しぶとく勝利をもぎ取ることができた。

ただ、怪我人の多さの影響は無視できなかった。

前線のディアス、ガクポ、エリオットは流動的に動き回っていたけど、中々ゴールに迫ることができず、、、、

後半に前線で体が張れるヌニェスが入ると、一気に攻撃のリズムが出てきた。今のリヴァプールにとって「ヌニェスの重要度は高いな」と感じさせるゲームだった。







この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?