【J2 第5節】ジェフユナイテッド千葉×清水エスパルス
Jリーグ Division2 第5節 ジェフユナイテッド千葉vs清水エスパルスの試合を千葉県のフクダ電子アリーナで観戦した。
チケットは完売。
注目度の高い試合にふさわしく、非常に熱のこもった、面白い試合を見ることができた。
1. ジェフユナイテッド千葉 スタメン
千葉は前節から5人のメンバーを変更した。
怪我の影響が心配されていた日高選手と横山選手が先発に復帰。
これまで、スタメンに定着してた椿選手、田口選手、藤田選手がベンチからも外れた。
(戦術的な変更か怪我かは不明、藤田選手はU-23日本代表の活動)
前節の敗戦が影響したか、大胆なメンバー変更で試合に臨んだ。
2. 清水エスパルス スタメン
一方で、清水エスパルスは前節の大分トリニータ戦から変更なしとなっている。
右サイドに松崎選手と北爪選手が入る選択肢もあるかな〜っと思ってたけど、引き続きルーカスブラガ選手と吉田選手がスタメンとなった。
3. 試合経過
ホームの千葉に気合が凄まじかった。積極的にプレスを仕掛け、ボールの競り合いにも勝ち続ける。試合全体で見たとき、千葉の方が試合を優位に進めていた印象が強い。
しかし、0-0で迎えた前半44分、乾貴士選手のシュートのこぼれ球をカルリーニョス・ジュニオ選手が押し込んで、清水が先制に成功する。
千葉もすぐさま前半46分に小森選手のゴールで同点に追いつくが、後半は35分に乾貴士選手、46分に松崎選手にゴールを決められ、1-3で清水が勝利した。
チャンスの数は千葉にも多くあったが、ゴール前でパスが合わない場面が目立ち、後半はなかなか決定的な場面も作ることができなかった。
4. 気になった選手
MF 横山 暁之選手(ジェフユナイテッド千葉 16番)
初めてみた選手だけど「おっ!」と思わせられました。
ボランチの位置で走り回り、味方からボールを引き出しながら、鋭いパスを前線に届けていた。
非常にセンスを感じるプレーだった。
千葉サポーターの席で観戦していたので、サポーターからの期待も高い選手だということが肌感覚で伝わってくる。
どうしても4試合連続ゴール中の小森選手に注目が集まるけど、横山選手もかなり良い選手だなと感じた。
MF 乾貴士選手(清水エスパルス 33番)
ちょっと「別格」だったね。
全ての攻撃の潤滑油として動き回って、1ゴールと実質1アシストの結果を残した。今日出場した選手の中で、一番上手かったし、一番警戒されてる選手だった。
試合後、千葉サポーターの間でも「乾選手がすごい」という会話が聞こえた。
言い過ぎかもしれないけど「乾選手が"いる"か"いない"かで、今日の試合結果が決まったのでは?」と思わされるくらい圧巻のプレーだった。
5. 試合総括
非常に熱量の高くて面白い試合を観れたので、現地観戦して非常に良かった!
試合のスコアこそ1-3で清水が圧勝したようにみえるけど、正直、試合内容は千葉が優っていた印象だね。特に、試合の序盤は、千葉が競り合いで全勝していて、清水はなかなか攻め手を見出せなかった。
観戦していて、千葉の気合入っているのが、ひしひしと伝わってくる試合の序盤だった。
ただ、ゴール前での質の高さの面で、清水が上回っていたように見える。
千葉は決定的な場面でパスがズレる場面が非常に目立ったね。後半だけでも3,4回はあったんじゃないかな。一方で、清水は、少ないチャンスを得点につなげた印象だ。理想的な試合展開ではなかったけど、きっちりとゴールを奪って勝利するのは流石だなと思った。
かなり紙一重の試合展開だったし、熱量の高い試合だったので、非常に満足した試合でした。
サポーターが作った雰囲気も凄かったね!
こういった熱い試合は今後も楽しみにしながら、観戦していきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?