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レッスン:考えるな、行動し続けろ。

2006年製作、117分、アメリカ、配給:ギャガ・コミュニケーションズ、リズ・フリードランダー監督「Take the lead」。

[伝統・ルール]と[革新・自由]の対比を[社交ダンス]vs[ヒップホップ文化]、[年配者]vs[若者]で表現した青春映画と、私は感じました。

ただ他の青春ストーリーと違う、いいなと感じるところは、音楽がカッコイイ。昔ながらのメジャーなJazz・ワルツ・タンゴの曲に、Hip-hopをミックスしたリズミカルな展開かな。踊れたらいいなーって思うし、観てるこちらを「一緒に踊りなよ?」って誘惑されるというか、挑発されるというか、そんな踊れそうな気分になるってところが面白いなー。とはいえ、生徒のダンスレベルが高いんですよ。そんなにクルクル踊れないよ…💧と、すぐに現実に引き戻される。

青春ストーリー@ニューヨークで、高校の臨時講師と生徒、教育や家庭の環境・背景とかも垣間見える。静と動、表と裏、明と暗、強と弱、苦と楽、内と外、上と下、大と小、貧と富…といった対比が上手いなぁと。それをダンスや音楽でテンポ良く切り替えてる。全体がミュージカルのダンスや舞台鑑賞をしている感じにもなる。

自由の良さというか、『観客賞』のようなノリの良さも好きだな。伝統・ルールを違反したら点数はつけられなくても、観客を楽しませたらそれも賞賛に値する。中には、伝統を変えたい、変化は必要と思っていても、中々勇気の要ることだし、一人では成し得ない。その一歩を踏み出したチャレンジ、心意気に拍手👏そういうプラスのノリ。演者も観客も盛り上がってすごく良い雰囲気。

その感動を体験するためには、日日のたゆまぬ努力、行動を続ける先にたどり着くのかな。がんばるぞー(ダンスじゃないよ🤣)

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