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”ボールを失う”という言葉には2つの意味がある

Hola Chavales!!!!

いきなりですが、

『ボールを失うな』

そんなことを言われたサッカー経験者の方

言ってしまった指導者の方

たくさんいると思います。

もし自分が監督だったら

ボールを失った選手がいたらブチ切れる。

試合に使いたくない。

それくらい『ボールを失うということ』が嫌い。

これはあくまでも個人的なサッカー観だけど。


で、本題に入ります。

皆さんはボールを失い方について考えたことはありますか?

『ボールを失う』

この一言には2種類の意味があります。

・ボールを失ってなおかつプレーが切れない
・ボールを失うことでプレーが切れる

これだけ聞いてもよく分からないと思うので

もう1つ踏み込んで説明します。


【よくあるパターン(例)】

・ボールを失ってなおかつプレーが切れない

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CBがスペース持ってるから運びます。

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相手もそのドリブルに対してプレスをかけます。

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運べば運ぶほど焦ってしまってとりあえず責任逃れのパス。

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インターセプトされて自分の背中のスペースを使われ失点。


・ボールを失うことでプレーが切れる

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スクリーンショット 2020-02-08 18.38.35

ここまでは同じ。

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サイドに大きく蹴って相手のスローイン。

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相手のスローインに対して守備ブロックを作る。


どちらもボールを失う

つまり相手ボールになる。

ただ前者と後者では圧倒的に状況が違う。

なんとなく理解できましたか?



もしプレーの切れない失い方をしたら、、、

今までの説明を聞くと

・ボールを失うことでプレーが切れる

この失い方のほうがリスクが少ないなと

感じてる方が多いと思います。

ただもし

プレーの切れない失い方をした場合に

プレーを切る方法が1つだけあります。

”ファウル”

これが唯一プレーを切る方法です。

Jリーグと欧州サッカーでのファウルの数が違う。

(ちゃんと統計を取った訳ではないけど)



ボールの失い方を決めてあげる

いつ・どこで・どのようにボールを失うのか

サッカー90分間プレーしてたら

相手のプレスに捕まることはいくらだってある。

その時にチームとして慌てないようにするために

ボールの失い方を決めてあげる。

ボールの失い方を決めてあげれば

切り替えの始まる位置・セカンドボールを拾う位置。

おのずと限定して考えられる。


まとめ

ちょっと話がいろんな方向に飛んだのでまとめます。

ボールの失い方には2種類。

プレーが切れるのか or 切れないのか

プレーが切れる失い方のほうがリスクが少ない

もしプレーの切れない失い方をした場合はファウルで止める。

いつ・どこで・どのようにボールを失うのか

ボールの失い方を決めてあげること。

それはおのずと

切り替えが起こる位置・セカンドボールを拾う位置

を考えることに繋がってくる。



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